ちょっと見てみたい。
見られないけど。
その役作りだったんですね。
ある殺人事件をきっかけにいろんな人が関わるという映画ですね。
幅広く取り組んでらっしゃる妻夫木さんがゲストでした。
これからも目が離せません。
1時25分になりました。
この時間は、きょう就任した小池百合子都知事の記者会見をお伝えします。
会見はこのあと1時半から始まる予定です。
小池知事は、都政改革の柱として、情報公開の徹底を図るための調査委員会を設けることなどを表明することにしています。
女性初で第9代の東京都知事に就任した小池知事。
けさ9時半過ぎ、東京都庁に到着しました。
そして、選挙管理委員会から当選証書を受け取りました。
続いて、執務室に入り、知事のいすに座りました。
小池知事は都議会にあいさつに回り、議長らと面会しました。
都政運営をスタートさせた小池知事は、職員を前に次のように述べました。
小池知事は都政改革本部を設置して、都の業務や予算の在り方を抜本的に見直す方針で、その柱として、情報公開の徹底を図るための調査委員会を設けることを決めました。
まもなく始まる記者会見で表明することにしています。
それでは首都圏放送センターの小嶋記者とお伝えします。
小嶋さん、きょう午前中の初登庁の出迎えの様子など、ありましたけれども、現場はどんな様子でしたか?
初登庁ということもありまして、和やかな雰囲気で都庁に入ってきました。
東京消防庁の音楽隊による演奏などもありまして、都庁の正面玄関に、およそ1000人の職員が出迎えました。
また庁舎の外には、小池知事が選挙戦でイメージカラーとしていました緑の服を着た人など、支援者と見られる人たちも集まっていました。
その後、先ほどご覧いただきましたけれども、議会にあいさつ回りに行きまして、幹事長が対応していた会派もありましたけれども、自民党などは幹事長が対応しないという場面も見られました。
今、画面の左下で現在の会見場の様子をお伝えしています。
このあと1時半ごろから、記者会見が始まることになっています。
始まりしだいお伝えします。
その記者会見なんですけれども、就任後、初めての会見ということになりますね。
注目される点はどんな点でしょうか。
小池知事は、知事選挙で訴えた都政改革、東京大改革と言っていましたけれども、これを実現する決意を示すことにしています。
この改革を実現するための仕組みとして、都庁内に新たな組織を立ち上げることを発表する見通しです。
まず知事自身が本部長を務める都政改革本部という組織を立ち上げまして、都の職員や、あるいは外部の有識者らが入って、都庁だけではなくて、都が出資する外郭団体などの業務、組織、予算などを検証して、その在り方を抜本的に見直すということにしています。
そして、その都政改革本部の下に、2つの調査委員会を設けることにしています。
1つは東京オリンピック・パラリンピックに関する調査委員会、そしてもう1つが情報公開の在り方を検証する調査委員会、これを立ち上げることを明らかにする見通しです。
今、記者会見場に小池知事が入りました。
まもなく会見が始まります。
現在、時刻は1時半を回りました。
きょう就任した東京都の小池知事。
記者会見が始まります。
皆様こんにちは。
けさほど、第20代知事に、東京都知事に就任をいたしました小池百合子でございます。
改めて皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
けさ、初登庁いたすまでにも本当に多くの皆様方からメール、SNSなどでお声を頂戴をいたしました。
最も多くのお声は都の、都政の改革に頑張れというお励ましのことばでございました。
選挙期間中は、劇団ひとりだなどとやゆされたわけでございますけれども、1人から始めて、291万人余の方々に改革を求めるうねりが広がりましたことに正直驚いておりますとともに、重責を担ったその現実に、改めて身を引き締めているところでございます。
そして都知事に就任した今は、1360万人都民の皆様方の生活、命、そしてそれぞれの環境、これらをしっかりと守っていく、そのことにまい進をしてまいりたいと、このように考えております。
私はこの選挙におきまして、東京大改革を掲げて、多くの皆様方からご賛同いただいたところでございます。
これは選挙のためのことばというわけではございません。
都民の皆様方とのお約束でございますので、東京大改革については、しっかりと実行をしていきたいと、こう考えております。
そこで具体的なこれからの私の取り組みについて、若干ご説明をさせていただきますが、都政改革本部なる組織を、設置をいたしたく考えております。
都知事としての私的懇談会という位置づけになろうかと思います。
そしてその内容でございますけれども、私自身を本部長といたしまして、都の職員、加えて既得権益にとらわれない外部の委員、この方々と共に構成をしていきたいと考えております。
その目的でありますけれども、都庁、そして出資団体等の業務、組織、予算等の在り方を点検をする、そして都民の皆様方に、その結果をご報告するということであり、都政をまさしく都民ファーストというものに改善をしていくということでございます。
この都政改革本部におきましては、過去の慣例に捉われることなく、効率、効果、そして透明性の観点を重視して、取り組んでいくものといたしております。
そしてこの改善策が出されましたならば、日常業務の改善にとどまらず、事業や組織の廃止、経営形態の見直しなどの抜本策を含み、それを改善に導いていきたいと考えております。
また逆に必要と思われる場合は、追加にさらに投資をする、それから組織の再編というような形で、硬直化しないで、より都民の皆様方のニーズに即した都政にしていくと、そのための機関でございます。
なお、この都政改革本部の下に特定の課題について調査チームを設置したいと考えております。
現時点で考えておりますのは、2つございまして、1つが情報公開調査チーム、情報公開でございます。
これは選挙中からも、ずっと情報公開の必要性、そしてまた他の道府県と比べましても、東京都はこの情報公開というのは若干遅れております、というか下から数えたほうが早いという状況でございます。
ということで、1つが情報公開の調査チーム。
そしてもう1つが、都民の皆様方にもご負担をおかけする、しかしながら、この首都東京が、ホストシティでございます、オリンピック・パラリンピック、この調査チームを設けたいと考えております。
これも都民の皆様方のお金がですね、適正に使われるのかどうかといったようなことをもちろん、この都庁内で行政でそれを進めている部門もございますけれども、一方で外部の皆様方にもご参加いただく形で、この改革本部の中のオリパラ調査チーム、外部の視点などを尊重しながら、都民の皆様の立場、そして都民の皆様方にご負担をお願いするという観点から、助言を頂くという形になると思います。
いずれにしましても、都政改革で最も重要なことといいますのは、徹底した情報公開だと思っております。
先ほども申し上げましたように、各種の調査を見ておりましても、多くが47都道府県において、東京都は最低に近い結果となっているわけでございまして、まず開かれた都政ということには、まだまだ遠いという状況でございます。
これ、あばくというよりも、開いていくということを目的にしたいと思っております。
そして情報公開調査チームにおきましては、都庁の情報公開の実態評価をいたしまして、あるべき姿を論じ、そして本日から知事主導で、可能なかぎりあらゆる情報を見える化してまいりたいと考えております。
そして最終的には、情報公開のルール、規制の見直しなどをしてまいりたいと考えております。
常に都民の皆様方に見える、そういった都政を進めていきたいと考えております。
オリンピック・パラリンピックの調査チームでございますけれども、こちらは予算の軽重、準備態勢、工程表の妥当性ということを、第三者の目も借りて検証、チェックをしていきたいと思っております。
東京都と関連省庁の責任分担体制も明確にいたしていきたいと思います。
基本的にはベースは決まっておりますけれども、その妥当性などをチェックをしてまいるということでございます。
それから入札公売等に関しましてもチェックをし、都議会、次回の都議会の定例会の開催前、9月には中間報告、このオリパラ調査チームの中間報告ができるような、そういう作業を進めていきたいと思っております。
いずれにしましても、2020年の東京オリンピック・パラリンピックはですね、成功させていかなければなりません。
それは都民の皆様方の多くが、いや、ほとんどがそう感じておられることだと思いますけれども、同時に都民の皆様方に愛される、東京オリンピック・パラリンピック、そして国民の皆様方が参加していく、総じて盛り上げていくような、東京オリンピック・パラリンピックにしていかなくてはならないと考えます。
このような形でですね、国とオリンピック組織委員会、そして東京都、これらがきっちりと、またきちんと連携していくためにも、東京都といたしましても予算、運営体制、明らかにして、都民の皆様方にそのことをお示ししていきたいと考えております。
この調査チーム、今、2つを申し上げましたけれども、課題は山積をいたしております。
またなすべきことはまだまだあるわけでございますけれども、しかしながら、もたついているわけにもまいりません。
そこでスピードを優先させながらも、しかしながら細かい部分もきっちりと詰めていきたいと考えております。
私の都政におけます理念、これはあくまでも都民ファースト、都民が第一ということでございます。
都民の皆さんが今、一番何を問題にしているのか、また何を必要としているのか、ぜひ、その声を私のもとにもお届けいただきたいと思っております。
そのための情報インフラ、双方向のインフラのシステム、これを早急に用意をいたしたいと考えております。
そして都民の皆様方のご協力なしには、この都政改革、東京大改革というのは進まないわけでございますので、ぜひとも都民の皆様方にも参加していただいて、この東京大改革を進めたいと、このように思っております。
そして、その上で、私が目指す東京でございますけれども、選挙の最中からも3つの新しい首都東京シティーを作りたいと申し上げてまいりました。
1つは安心、安全なセーフシティであります。
安全な街、セーフシティーであります。
そして2つ目が、すべての都民の皆様方が活躍できるダイバーシティーでございます。
そして3つ目が将来の成長戦略にもつながりますスマートシティ、この3つでございます。
これからの東京のビジョンとして、この3つのシティーを一つずつ進めてまいりたいと、このように考えております。
なお本日、都庁の職員の方々に訓示を行わせていただきました。
この間、何かと都庁の職員の皆様方は、知事の交代なども相次いだということもございます。
そういう中で、まず職員の方々のやる気、士気を高めるというのが、トップである知事の役目であるということから、いくつか課題といたしまして、というか、私のほうからお願いしたことがございました。
まず、できない理由を探すよりは、できる方法を考えろということでございます。
そして2つ目は、どんどんと提案をしてほしいということも申し上げました。
3つ目には大義と共感、これは私がこれまでの環境大臣の当時、クールビズを始めた経験をもとにいたしまして、役所というのは往々にして、予算の獲得には、もうしゃかりきになってやるわけですけれども、そしてそれをきちんと執行する。
だけど、効果については、あまりフォローアップしていないようようなことが、これは中央官庁にも言えることでございまして、やはり大切な都民の皆様方のお金を有効に使っていく。
それは単に予算だけでなく、いろんな知恵を使いましょうということをクールビズを例に、引き合いに出させていただいて、お話しをさせて、訓示として申し上げたところでございます。
いろんな工夫をしていくということが大事かと思っておりますので、この点でも、都民の皆様方からもいろんなご意見を頂戴できればと、このように思っております。
最後に本日、都知事に就任をいたしましたこの機に、ひと言、私の本日の心情を申し上げたいと考えております。
大西洋の無着陸飛行をしたことで有名なリンドバーグさんの奥さん、この方は女性飛行下の草分け的存在であります。
アンモロー・リンドバーグという方がおられます。
女性飛行士。
このアンモロー・リンドバーグさんが成長や改革、変化の中にこそ、本当の安定がある。
成長や改革、変化の中にこそ、本当の安定がある。
私はぜひこの都政、東京を大改革し、それはすなわち本当の安定につながると、このことを確信いたしまして、これから東京都知事としての重責に一つずつ応えて、そして都民の皆様方にその新しい都政がいかに有効であるかということを実感していただけるよう、粉骨砕身、まい進してまいりたいと思います。
課題はたくさんございますけれども、一つ一つ丁寧に臨んでまいりたいと、このように考えております。
私のほうからは以上でございます。
続いては質疑応答に移ります。
指定された方は、マイクを受け取って、社名とお名前を名乗ってお願いいたします。
就任おめでとうございます。
改革の本部なんですけれども、都議会については9月をメドにということなんですが、最終的に調査結果を出すメドというのがあるのかというのが1点と、これは今後、知事の都政をどうサポートしていくのか、就任当初の取り急ぎの課題を浮き上がらせるために作るものなのか、お願いいたします。
お答えさせていただきます。
都政改革はスピーディーを旨といたしたいと思います。
しかしながら、則、短期間でその改革の成果が出るものと、それから中長期にわたるものとございます。
そういった意味で、タイムスパンを分けながらも、都政の改革、東京大改革という大テーマ、それをまず時間軸と、それから課題軸とに分けて進めたいと思っております。
これは私のこの就任期間中に、任期の間に常設の機関とさせていただき、また必要に応じて、日々いろんなアジェンダ、テーマが出てくるかと思いますので、それぞれ個別の調査チームをそのたびに必要であるならば設けるという形で、機能する改革本部にしていきたいと思っております。
人員などについては今、精査をしているところでございますけれども、外部の方々については、こういった改革にこれまで取り組んでこられました知見のある方々、この方々にお願いをしようと、このように思っております。
改革本部のこの体裁などがまとまりましたならば、また皆様方には、ご報告をさせていただきたいと思っております。
まずは就任おめでとうございます。
都政改革本部、そして2つの調査チーム、それらは先ほど、職員の士気を高めることと必ずしも一致しないこともあると思います。
例えばこれまでやってきた仕事であったり、方向性の否定や内部からの反発、そういうことも起こりうると考えられます。
このあたり、どう対応していこうと考えられますか?
改革は、やはりみずから変えていくということがなしには、ただ外からの部分では改革には資さないと思います。
ということできょう、職員の皆様方にお訴えしたことは、やはりみずからを変えていくために、まず情報公開をしていきましょうという話もさせていただいたわけで、2つ目は情報公開でした、私ちょっと間違えました。
情報公開をみずから進めることによって、外から見てもらうと、内々でなあなあでやっているかぎりは、改革にはつながらないと思います。
役所というのは往々にしてですね、本来は機能体であるべきなんですが、時には共同体になりがちでございますが、役所こそ機能体でデマインシャフトとゲゼルシャフトでありますけれども、やはり共同体で、仲間内でやりましょうということではないと思っております。
その意味では、外部の皆様方からの厳しいご指摘などを受けることがですね、この都政を改革する、そして、都民ファーストに近づく方法だと思っておりますので、私はむしろ矛盾するとは思っておりませんし、また痛いところを突かれるかもしれませんけれども、それは都民のための機能する都庁として、またその職員として、それを進めるべきだと思っております。
そういったことについては、これからも都庁の職員の皆様方に、私のほうからも一緒に頑張りましょうということは、常に申し上げていきたいと思っております。
お1人1問にしましょう。
ありがとうございます、それではすみません、田嶋先生、お久しぶりです。
先ほど訓示を聞かせていただきました。
小さいことを大事にして、そこから変えていく、ご自分のクールビズのお話を例に出されて、お見事だったと思います。
そこで私がきょう見た、この目で見た一風景、これを変えていただけたらなと思った見当おつきになりますか?実は、後ろから見ていましたら、都庁の職員の95%が全部男性でした。
これはですね、やっぱり外の外国に発信してほしくない風景だと思いました。
やっぱり日本は男性中心なんだな、これから小池さんの視点でいろんなものを変えていらっしゃるときに、やっぱりもう少し女性の視点が入ったほうが、改革はスムーズにいくと思います。
そこでこういう風景を変えるために、小池さんは、どんなことをこれからなさっていらっしゃりたいと思うのか、お聞きできたらと思います。
たじま先生、ありがとうございます。
テレビタックルでもよくご一緒させていただきました、ありがとうございます。
その上で、ご指摘はむしろ私にはエールに聞こえました。
都庁の職員の男女比別という、私、正確な数字は現在持っておりませんが、せんだって新聞によってですね、新聞のデータで30%を超えているということで、私はほかの中央省庁よりは、より女性の比率が高いのではないかということで、大変意を強くしたわけでございます。
ダイバーシティーというのは、まさしくそういったことを2つ目に挙げている、ダイバーシティーっていうのは、男女比率のことも入るわけでございまして、その意味では、ほかの役所と比べましても、東京都庁というのはすでに女性の比率は3割を超えて、ただそれで多いんですということではなくて、より多くの女性の方々に、もっともっと活躍していただきたいと思います。
世の中を変えていくのは、よそ者、若者、ばか者といいますけれども、女性はですね、これまである意味、よそ者扱いで、万年野党といわれていたわけでございますが、だからこそ、女性を皆さんに、女性の職員の皆さんに頑張っていただくことっていうのは、一番、東京大改革の担い手になっていただけると思っております。
都の職員の採用時の今の比率など、これからきちっと確認をしておきますけれども、特により幹部への登用などを進めていく、そして私も女性政策についてこれまでも取り組んでまいりましたけれども、やはりロールモデルがおられるとですね、やはりまた頑張ろうという女性もいる。
いろんな女性いらっしゃいますから、そういう意欲のある女性は、できるだけその実力を認めて、そして活躍の舞台を設けていく、このことが一番早い東京大改革につながると、このように思っております。
またいろいろとエールを飛ばしていただければと思っております。
数値等は今即お答えはできませんけれども、私はそういう考えを持っていると。
ちなみに、まだまだ国会でも女性議員の比率が本当に少なくて、これこそ後ろから数えたほうがいいと、190か国中、たしか156位かなんかで。
104位はWEFの数字であると思います。
いろんな数値が。
いずれにしましても、この都庁では元気な女性が働き、そして都政を引っ張り、そして子育てもする。
こういった女性をぜひ応援していきたいと思っております。
ありがとうございました。
じゃあ田島先生の前の方が先に手が挙がっていた、男性。
情報公開調査チームの発足に関して、お伺いしたいんですが、都民のみならず、国民もやはり政治資金というものに関してかなり関心が高まっていると思います。
前任の舛添さんの問題もあると思うんですが、具体的に今後、政治資金、お金の情報というのは、具体的にどういった情報公開していくのかということも含めて教えていただけますでしょうか。
お金の内容もいろいろあろうかと思います。
例えば知事本人であるとか、それから議会のほうのお金の話もあろうかと思いますが、議会については議会がお決めになることだと思います。
一番大きなお金の問題というのは、予算が正しく有効に使われているのかどうかといったことではないかと思っておりますので、その透明性を確保していきたいと思っております。
もとよりこのお金のチェックにせよ、メディアの皆様方の尽力であるとか、それから議会によるチェックとか、さまざまございますけれども、もう一度、情報公開という観点からお金をどのようにして公開していけるのかどうか、それから公用車の使い方の話もございましたよね、知事に関して。
これなども結局、お金の使い方、税金が正しく、私に使われているのか、公に使われているのかという問題だったかと存じますので、その点についてもルールなども決めていきたいと思っております。
いずれにしましても、情報公開のルールを作る、それによって、それをきちんと現場に戻して、そしてそれを活用して透明性を高める、このサイクルを確立していきたいと考えております。
きょう就任した東京都の小池知事の記者会見でした。
では首都圏放送センターの小嶋記者とお伝えします。
小嶋さん、小池さん、会見の中では都政改革本部の概要について、説明していましたね。
こちら用意しましたけれども、知事を本部長とする都政改革本部という組織を新たに立ち上げると。
これは都の職員も入るんですけれども、外部の人材も入れて、都庁だけではなくて、都が出資する団体などのその業務、組織、予算の在り方を検証して、抜本的に見直すというふうに言っておりましたんで、その本部の下に2つの調査チームを設けるということを説明をしておりました。
1つは、オリンピック・パラリンピックの調査チーム。
これについては、入札、これまでに行った入札なども調べて、来月下旬に開かれる都議会の開会前にですね、中間報告を公表するというふうに言っておりました。
また情報公開の在り方を検証するチームも、これも設けるというふうに言っておりました。
こうした都政改革本部を中心とした取り組みの中では、スピーディーにですね、とにかく早く都政の改革を進めていきたいということを強調していましたね。
そうですね。
スピーディーを旨とするというふうに言っておりました。
ただ短期間で結果が出るものと、中長期の課題があるということでしたんで、時間軸、課題軸に分けてですね、設定をするというふうに言っておりました。
これ、常設の機関とするということで、必要に応じて個別の調査チームを、このオリンピックとかパラリンピック、情報公開以外にですね、調査チームを設けるというふうに説明をしていました。
なるほど。
そして、きょう、こうして大きな方針が示されたわけですけれども、今後の焦点というとどういった点がありますか?
焦点は、新たに立ち上げるこの都政改革本部といった組織が機能するかどうかというところに問われると思います。
知事自身が本部長となると、きょう明言したわけでありますので、この結果責任が伴うことになります。
この組織が機能しなければ、知事に対する期待がしぼむことにもなりかねず、小池知事としては就任直後から緊張感を持った都政運営を強いられることになると思います。
なるほど。
そしてきょう、就任初日ということになるわけですけれども、今後、小池知事のスケジュール、このようになっているんですね。
きょう、こちら都知事の就任ですね。
それからこのあとですね、あした以降、都の政策課題についてのブリーフなどを集中的に行うという予定になっています。
そして18日ぐらいから、オリンピックの閉会式に出席するため、リオデジャネイロに行きまして、24日に帰国する予定です。
9月に入りますと、パラリンピックの閉会式に出席するため、またリオに向かうということになりまして、9月の28日から始めて臨む都議会が始まるということになります。
ここまで、首都圏放送センターの小嶋記者に聞きました。
お伝えしていますように、東京都知事に就任した小池百合子氏は、先ほどから東京都庁で就任会見を行っています。
会見で、選挙戦で掲げた東京大改革は都民との約束で、必ず実行したいと述べ、都政改革に取り組む考えを明らかにしました。
女性初で第9代の東京都知事に就任した小池知事は、けさ、東京都庁に初登庁し、待機児童の問題や、少子高齢化の対策など、さまざまな課題の解決に向け、都政運営をスタートさせました。
先ほど午後1時半からは、就任後、初めての記者会見を行い、この中で、選挙戦で掲げた東京大改革は、都民との約束で、必ず実行しますと述べました。
また、都政改革で最も重要なのは、徹底した情報公開だとして、情報公開の徹底や、東京オリンピック・パラリンピックの予算の検証に向けた、調査チームを設置する考えを示しました。
このうちオリンピックの予算検証では、中間報告を来月にまとめることを目指すとしています。
2016/08/02(火) 13:25〜14:00
NHK総合1・神戸
ニュース「小池都知事記者会見」[字]
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