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【首都スポ】

大学サッカー 関東学院2年生10番・勝山「自分が引っ張る!!」

2016年7月15日 紙面から

総理大臣杯での活躍を誓う関東学院大のサッカー部員たち=横浜市金沢区の金沢八景キャンパスで(岩本旭人撮影)

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 入学当初からレギュラーの座に君臨する。2年となった今季はエースナンバーである「10」を早くも託された。

 「去年は試合には出ていましたけど、4年生の選手が周りに何人もいて、その4年生に任せてしまったりする場面がありました。でも、今年からは『10番』ですし、自分が引っ張って、ゲームをコントロールしていかなければいけないという意識でやっています」

 ボランチのポジションから、長短織り交ぜたパスを時にビシッと時に柔らかく操る。そして、相手の出方を探りながら、一瞬の隙を突いてのキラーパスを狙う。パスの出どころだけに、マークは当然きつくなるが、バチバチと当たられるのはきらいではない。小学校を卒業するまで空手をやっていた経験がそうさせるのかもしれないと笑う。

 高校時代まではひのき舞台の経験がなく、今回が自身にとっても初の全国大会となる。

 「緊張はしないと思います。自分の力がどれくらい通用するのか楽しみですし、やれる自信はあります。プロのスカウトの目を引くようなプレーをしたいです」

 当面は、「大学サッカーの選手としてはえげつない」と言われるレベルにまで達することを目指す。「人生がかかっているかもしれません」と位置づける今大会をその足がかりにするつもりでいる。

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