西武八尾店と西武筑波店を閉鎖へ 350人の希望退職募集

西武八尾店と西武筑波店を閉鎖へ 350人の希望退職募集
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、傘下のデパート、そごう・西武について、業績が低迷している大阪府の西武八尾店と茨城県の西武筑波店を来年2月末で閉鎖するとともに正社員350人の希望退職を募集すると発表しました。
発表によりますとセブン&アイ・ホールディンスは、傘下のデパート、そごう・西武のうち、大阪府八尾市の西武八尾店と茨城県つくば市の西武筑波店をいずれも来年2月末に閉鎖します。
西武八尾店は昭和56年に、西武筑波店は昭和60年に、それぞれオープンしましたが、郊外型のションピンセンターや衣料品の専門店などに押され、業績の低迷が続いていました。
デパート業界では地方店の業績低迷が続いていて、そごう・西武は、千葉県柏市にある
そごう柏店と北海道旭川市にある西武旭川店を9月末に閉鎖することをすでに決めています。
会社側は、一連の店舗の閉鎖で正社員の配置転換を行う予定ですが、経営の合理化が必要だとして45歳以上の正社員、350人の希望退職を来月末まで募集することも合わせて決めました。今後は店舗の閉鎖や人員の削減を通じてデパート事業の立て直しを進めていくことになります。