SADESPER RECORD EXTERNALIZATION 1
COALTAR OF THE DEEPERSのNARASAKIと、後にディーパーズのメンバーになるMELT-BANANAのWATCHMAN(現在はどちらも脱退)によるテクノユニットの1st。99年発売。
自分は元々ディーパーズファンなのでナラサキの天才っぷりは当然理解していたのですが、このアルバムを聴いて、ああマジで天才なんだと、ロックミュージックに置けるだけでなく音楽家としての天才性も思い知らされた傑作。
ナラサキへのインタビュー記事によると、今回の収録曲は全てそれぞれが1人で作ったものとのこと。ナラサキ曲は、数年間個人的に作っていた曲から選んだもの。アルバムタイトルは、「具体化/具像化 イメージを具体化するってかんじかな」
ちなみに当時のZKのBBSでは、ナラサキがこのアルバムを説明するのに、エイフェックスツイン、スクエアプッシャー、ナイマン、ライヒ等々他にも何人かいたと思うけど、その辺りのミュージシャンを引き合いに出していた記憶がある。
1.INTRODUCTION OF EXTERNALIZATION
NARASAKI曲。ダークで怪しげな序曲。
2. TOUCH AIR
NARASAKI曲。壮大なドラムンベースの曲。一発でやられちゃうような序盤にふさわしい1曲。インタビューによると、この曲のテーマは「生の瞬間とか、生まれるということだったり」
Sadesper Record - 02 Touch Air
3. A WHITE SHEEP WALKS
NARASAKI曲。個人的にこのアルバムで一番好きな曲。ダンサブルでありアンビエントであり音の歪みがシューゲのギターの歪みに通じるようでもある。ナラサキ自身もこの曲が一番お気に入りだそう。「わりかしせつないときに作った曲で、その道を歩いていく先に自分が理想とする世界があってほしいなっていう…」
4. DRAKE WEEPS,SHARK WEEPS,TOO
NARASAKI曲。「4曲目に関しては自分への鎮魂歌だね。自分が死んだときに流れる曲。死んだときのための曲だから、リフレインしてるパートがないんだよね」実際に他のオムニバスCDにこの曲の別ヴァージョンが収録された際のタイトルはRequiemだった。穏やかで美しいピアノ曲。エイフェックスのAvril 14th辺りも想起させる。
5. HOLE TO HOLE
WATCHMAN曲。短い幕間曲。
6. BUTTERFLY CIRCLE
WATCHMAN曲。ライヒのdrummingを連想させるミニマル曲。曲が転調するところなども心地よいが、この曲で一番気持ちいい音は1,2秒ごとに鳴っているトゥーンという抜けのいい音だということに若き日のわたくしは×××を使用しているときに気付いた。。。
7. SHE’S NO MEMORY
NARASAKI曲。短い幕間曲。短い間にもナラサキらしさをちょっと感じる。
8. WHEELBARROW IS FAST
NARASAKI曲。ダークな感じのテクノ曲。元Curveの人がソロでやってたheadcaseの曲の雰囲気も想起した。
9. SILVER WORLD(LIVE VERSION)
NARASAKI曲。ディーパーズの曲の生演奏ヴァージョンということかな。
10. NESTIC(AWAKENING)
WATCHMAN曲。なんて表現したらいいのかよくわかんない曲だけど、後のWATCHMANソロの曲の要素を多分に感じる曲。これもWATCHMANソロの曲なんだけど。
11. FORESTIC(CARNIVAL DEEP)
WATCHMAN曲。前の曲と合わせて大きな1曲という感じ。
12. PITY PUPPY PATTY
NARASAKI曲。短いピアノ曲。
13. RUNNIN’ ABOUT PICTURES
WATCHMAN曲。ミニマルミュージック的な音色を短く凝縮したような名曲。この曲の構成完璧なんじゃないかってシロウトながらに思う。
14. TODAY IS THE DAY
NARASAKI曲。美しく伸びやかな曲。RPGとかに流れてそう。タイトルはバンド名から来てるのかな。
15. TERMINUS OF LOVE
NARASAKI曲。終盤の目玉曲。心地よいリズムにアンビエントな歪みと美しいメロディが同居した素晴らしい曲。
16. CALX(MERRY DRINKER MIX)
NARASAKI曲。GAJIの曲のリミックス。原曲のベースラインとノイジーなギターのみを抽出したようなノイズ曲。「かなり前に作った曲で、自分ではすごく気に入ってるんだけど、ずっと出す機会がなくて、だからついでに入れちゃえ―って(笑)」
サデスパーはその後2ndというかミニアルバムっぽいのを発売したきりで、まあアニメのサントラとかそういうのは出してますが、こういった形の自分たちの音楽から作られたアルバムは発表していないので、また出してほしいところですがまず出ないでしょうね。。。
自分は元々ディーパーズファンなのでナラサキの天才っぷりは当然理解していたのですが、このアルバムを聴いて、ああマジで天才なんだと、ロックミュージックに置けるだけでなく音楽家としての天才性も思い知らされた傑作。
ナラサキへのインタビュー記事によると、今回の収録曲は全てそれぞれが1人で作ったものとのこと。ナラサキ曲は、数年間個人的に作っていた曲から選んだもの。アルバムタイトルは、「具体化/具像化 イメージを具体化するってかんじかな」
ちなみに当時のZKのBBSでは、ナラサキがこのアルバムを説明するのに、エイフェックスツイン、スクエアプッシャー、ナイマン、ライヒ等々他にも何人かいたと思うけど、その辺りのミュージシャンを引き合いに出していた記憶がある。
1.INTRODUCTION OF EXTERNALIZATION
NARASAKI曲。ダークで怪しげな序曲。
2. TOUCH AIR
NARASAKI曲。壮大なドラムンベースの曲。一発でやられちゃうような序盤にふさわしい1曲。インタビューによると、この曲のテーマは「生の瞬間とか、生まれるということだったり」
Sadesper Record - 02 Touch Air
3. A WHITE SHEEP WALKS
NARASAKI曲。個人的にこのアルバムで一番好きな曲。ダンサブルでありアンビエントであり音の歪みがシューゲのギターの歪みに通じるようでもある。ナラサキ自身もこの曲が一番お気に入りだそう。「わりかしせつないときに作った曲で、その道を歩いていく先に自分が理想とする世界があってほしいなっていう…」
4. DRAKE WEEPS,SHARK WEEPS,TOO
NARASAKI曲。「4曲目に関しては自分への鎮魂歌だね。自分が死んだときに流れる曲。死んだときのための曲だから、リフレインしてるパートがないんだよね」実際に他のオムニバスCDにこの曲の別ヴァージョンが収録された際のタイトルはRequiemだった。穏やかで美しいピアノ曲。エイフェックスのAvril 14th辺りも想起させる。
5. HOLE TO HOLE
WATCHMAN曲。短い幕間曲。
6. BUTTERFLY CIRCLE
WATCHMAN曲。ライヒのdrummingを連想させるミニマル曲。曲が転調するところなども心地よいが、この曲で一番気持ちいい音は1,2秒ごとに鳴っているトゥーンという抜けのいい音だということに若き日のわたくしは×××を使用しているときに気付いた。。。
7. SHE’S NO MEMORY
NARASAKI曲。短い幕間曲。短い間にもナラサキらしさをちょっと感じる。
8. WHEELBARROW IS FAST
NARASAKI曲。ダークな感じのテクノ曲。元Curveの人がソロでやってたheadcaseの曲の雰囲気も想起した。
9. SILVER WORLD(LIVE VERSION)
NARASAKI曲。ディーパーズの曲の生演奏ヴァージョンということかな。
10. NESTIC(AWAKENING)
WATCHMAN曲。なんて表現したらいいのかよくわかんない曲だけど、後のWATCHMANソロの曲の要素を多分に感じる曲。これもWATCHMANソロの曲なんだけど。
11. FORESTIC(CARNIVAL DEEP)
WATCHMAN曲。前の曲と合わせて大きな1曲という感じ。
12. PITY PUPPY PATTY
NARASAKI曲。短いピアノ曲。
13. RUNNIN’ ABOUT PICTURES
WATCHMAN曲。ミニマルミュージック的な音色を短く凝縮したような名曲。この曲の構成完璧なんじゃないかってシロウトながらに思う。
14. TODAY IS THE DAY
NARASAKI曲。美しく伸びやかな曲。RPGとかに流れてそう。タイトルはバンド名から来てるのかな。
15. TERMINUS OF LOVE
NARASAKI曲。終盤の目玉曲。心地よいリズムにアンビエントな歪みと美しいメロディが同居した素晴らしい曲。
16. CALX(MERRY DRINKER MIX)
NARASAKI曲。GAJIの曲のリミックス。原曲のベースラインとノイジーなギターのみを抽出したようなノイズ曲。「かなり前に作った曲で、自分ではすごく気に入ってるんだけど、ずっと出す機会がなくて、だからついでに入れちゃえ―って(笑)」
サデスパーはその後2ndというかミニアルバムっぽいのを発売したきりで、まあアニメのサントラとかそういうのは出してますが、こういった形の自分たちの音楽から作られたアルバムは発表していないので、また出してほしいところですがまず出ないでしょうね。。。
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