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福岡市動物園でお披露目…熊本地震で避難

熊本市動植物園から避難し、一般公開されたウンピョウ=福岡市中央区の福岡市動物園で2016年8月2日午前10時14分、矢頭智剛撮影

 4月の熊本地震で猛獣舎が被災した熊本市動植物園(同市東区)から移送されたウンピョウのきょうだい2頭の一般公開が2日、避難先の福岡市動物園(同市中央区)で始まった。アジアに生息するヒョウの仲間で、国内の五つの園に12頭しかいない希少種。「新天地」の福岡で元気な姿をお披露目した。

 2頭はともに11歳で、雄のジュールと雌のイーナ。地震によって熊本市動植物園の猛獣舎の壁とおりの間にすき間ができたため、4月23日に福岡に転園してきた。熊本へ戻るめどはたっていない。

 福岡市動物園によると、ジュールは活発で、イーナはおとなしい性格。新たな環境に慣れてきたため、公開を決めた。担当者は「地震で怖い思いをしただろうが、避難先でしっかりと休み、ファンもたくさん作ってほしい」と期待を込める。【尾垣和幸】

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