こんにちは。社畜のアロイ(@setsuyakutousan)です。
サラリーマンの皆さん、有給休暇は取得していますか?
日本の有給休暇取得率は約47%程度。。。年間10~20日取得できる有給休暇の半分程度は取得できずに消えてしまっているんですね~。
で、システムエンジニアはというと、、、
有給休暇取得できね~!!
です。
僕は無理やり取っていますけど、なかなか取得できないのが実情なんですよね。。
※一部のホワイトな会社は除く
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SEは稼働してナンボ!
システム開発の仕事をやっていると、「大体何日でこの仕事が終わるから、この人はこのプロジェクトに何日割り当てよう」という形で、予め確定しているスケジュールで役割が振られます。
例えば「7/1~7/2の2日間で仕様書作成」「7/10は1日で2本のプログラムを作成」という感じです。
で、このスケジュールを見て気づきます。
「休みが取れる枠が無いΣ(゚Å゚)」
受託会社の場合、短納期・短コストでやることが求められますから、スケジュールもギチギチなんですよね。
だから「休みを取る」=「スケジュールが遅れる」という方程式がすぐに成り立ってしまうんです。
よく「休みを取るのであれば、事前に調整するように」といったありがたいお言葉( ゚ ρ ゚ )をいただきます。
超優秀な人だったらそれもできるかもしれません。でも、我々凡人には調整できる範囲なんて限られています。
そうなると、昼休みに仕事したり、残業したり、早朝出勤したり。。。という風に、物理的に時間を確保しようとします。だから休みを取れても稼働時間はあまり変わらなかったりするんですよ。
だから、もはや稼働してナンボ!なんですよね。結局ギチギチに時間が割り振られているので、休みを取ろうと思ったら
・物理的にどこかで時間を補填する
・他の人に迷惑をかける(やっちゃいけないけど。。)
という風に、有給休暇を取得しようと思ったらかなりの無理ゲー仕様となっています。
休みを取る工数なんて確保されてないんですよ。。。
休みを取るのは悪という風潮
先ほども触れましたが、結局SEは稼働してナンボで、稼働すればするほど会社にお金が入るという仕組みになっています。(炎上案件とかは別ですよ)
なので、「休みを取る」=「その分の見込んでいた利益が確保できない」となるわけです。
一括受注した案件の場合は実際には売り上げが減るわけではありません。でも、休みを取るために残業すれば、その分追加工数がかかり利益が減ります。
「1時間●●円」という風に時間単価で契約している場合は、単純に売り上げが減ります。
そうなると、「有給休暇」は悪、という考えになってしまう経営者が現れます。(実際にそういう話を聞きます)
僕が新入社員の時代は、先輩から「新人のうちはあまり有給取らないほうがいいかもね。新人だし」というよく分からない教えを受けていました。で、「そういうもんかな」と受け入れていましたが、、今考えると
新人だから有給控えるとかありえん
と思います。休めばいいじゃん、あのころの自分。。
僕は今では事前の調整が上手くなったのもあり、休みも(ムリヤリ)取れるようになってきました。家庭の用事とか、いろいろありますからね~。平日の休みは本当にありがたいです。人生が充実します!言いすぎ?w
適度に休暇を取ると、リフレッシュできるので、普段の仕事も捗るんですよね。イキイキできるし。
だから目先で少々利益が減ろうが、有給休暇取得はどんどん推進すべきだと思っています。その方が将来的にも会社にメリットあると思いますよ。
だから、有給取れないスケジュール組むのはやめてくれー。(叫)
※この記事はヒトデさんの以下の記事に影響を受けて書きました。ヒトデさん面白い!