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【プロ野球】

筒香よ、一発より勝利だ ラミレス監督が主砲に指令

2016年8月2日 紙面から

 DeNA・アレックス・ラミレス監督(41)が1日、日本選手最多タイの月間16本塁打を放った筒香嘉智外野手(24)に“勝利至上主義のススメ”を説いた。

 「今のペースなら4、50本打つだろう。だが、ボックスで、本塁打の数を増やすことを考えず、チームの勝利を考えてほしい」。一発より、打点、そしてチーム打撃を推奨する思いを訴えた。

 記録ずくめの7月。三冠王も視野に入り、周囲は過熱する一方だ。それでも筒香は「ホームランを打っても、勝たないと意味がない」と…。思いは同じだった。

 ラミレス監督は7月31日の広島戦で筒香が6回に放った左中間同点適時二塁打を引き合いに「ああいう打撃をしてもらいたい」と要望。今後もあくまでフォア・ザ・チームの打撃を求めた。

 「みんな(月間)20本塁打を期待するかもしれない。(16本塁打は)人生で一回あるか、ないか」。指揮官と主砲は、勝利に直結する打撃を追求していく。 (鈴木創太)

 

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