キヤノン強いな!
Flickr、500px、Pixabayといった大手写真共有サイトにアップロードされた700万枚以上の画像から、人気のカメラ(スマホ)メーカー、ボディ、レンズや設定を可視化したインフォグラフィックが公開されました。
InstagramやFacebook、Twitterなど大手SNSにポストされた画像は参考としていないので、WEB全体での人気メーカー・ボディなどがわかるわけではありません。またカメラ製品の売り上げ人気ランキングとも違うところがあるでしょう。でも「これ俺が撮ったんだ!」と高画質な画像をアップロードしている方々の趣味趣向が見えてくるというのは面白い。
ということで、メーカーランキングから。もう一度書きますが、キヤノン強いな! 38.72%ですよ! ニコンのシェアも32.19%とかなり高め。お、アップル(4.32%)よりソニー(8.68%)のほうが勝っているのか。そして富士フイルム(3.5%)以下はすべてOther。世界的に強い販路を持っているメーカーがシェアをとっているのでしょうね。
人気ボディもキヤノン強し。TOP5のうち、EOS 5D MARK III(1位)、EOS 6D(2位)、EOS 5D MARK II(3位)、EOS 7D(5位)と4モデルもランクインです。4位はニコンのD7100。全体的に高画質でありながらタフかつコンパクトな中上位機種でまとまっていますね。数多のフィールドで活躍する旅カメラの人気リストと捉えてもよさそう。
人気レンズはどうでしょうか。3位のEF 50mm f/1.8 IIをのぞいて、全部ズームレンズ。EF 50mm f/1.8 IIも軽量コンパクトな単焦点です。EF24-105mm F4L ISはEOS 5D発売当初から人気爆発となった小三元系標準ズーム。これ1本で、オールマイティに使えるという印象がありますね。
そしてニコンの2本のレンズはいずれもDX。なおニコンだけの人気ボディランキングを見ると、5位以内にD7100、D7000、D3200がランクイン。APS-Cボディが人気なのがわかります。
EOS 5D MARK IIIと組み合わせている人気レンズを見ると、24-70mmのf/2.8に70-200mmのf/2.8、16-35mmのf/2.8とハイエンド系ズームの名前が並んでいます。
D7100の場合は、18-105mm、18-140mm、シグマの17-50mmなど、広角ズームが多い模様。三脚を使うことも辞さないEOS 5D MARK IIIと比較して、スナップシューターとして愛用しているカメラマンが多いとみました。
ほかにもTop 5 used ISO(1位はISO 100)、Mostly used Shutter Speed(同1/125)、Mostly used Aperture(同5.6)などのデータを見ることができます。ボディ名、レンズ名をタップすると、作例にもアクセスできますよ。
source: ExploreCams
(武者良太)