石破氏“閣外で政権構想練る作業に集中したい”

石破氏“閣外で政権構想練る作業に集中したい”
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石破地方創生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、3日の内閣改造で、安倍総理大臣に対し、閣内にとどまるのを固辞する考えを伝えたことに関連し、閣外に出て「ポスト安倍」をにらんで政権構想を練る作業に集中したいという考えをにじませました。
安倍総理大臣は、3日の内閣改造で、石破地方創生担当大臣に対し、引き続き閣内にとどまるよう打診しましたが、石破氏は、みずからが率いる派閥から次の自民党総裁選挙に立候補することを視野に閣外に出るよう求める声が根強いことなどから固辞しました。
これに関連し、石破大臣は閣議のあとの記者会見で、「人事は総理大臣の専権事項であり、いろいろな意見を踏まえて最終的に安倍総理大臣が決定する。そこにいろいろな意見を申し述べることは当然ある」と述べました。
そのうえで、石破大臣は「自民党内に多様な意見があるということは大事だ。9年間、与えられたポストで全身全霊を尽くしてきたが、なお足らざるところ、政策面において錬磨を図らなければならないところは多々あると認識している」と述べ、今回の改造では閣外に出て、「ポスト安倍」をにらんで政権構想を練る作業に集中したいという考えをにじませました。