ダイエットでもっとも重要なのは、『痩せる方法と自分の性格の相性』。
いくら消費カロリーの高い“ダイエット方法”であったとしても、「Aさんは痩せられたのに、Bさんは痩せられなかった」という結果になったり、また消費カロリーの低い方法であっても「Bさんは痩せられ、Aさんは痩せられなかった」ということがあります。
効果的なダイエット方法
効率の良いダイエット方法
絶対に痩せられるダイエット方法
……など
そういった言葉にまどわされず、いろいろな方法に挑戦して、まずは『一番やりやすい』と思うダイエット術をひとつ見つけましょう。
(炭水化物を好む人が“炭水化物ダイエット”をしたり、運動の嫌いな人が“スポーツダイエット”に挑戦したりなど、自分の好きなモノを抑制/嫌いなことを強制するような“ダイエット方法”は絶対に避けるべきです)
下記では、比較的に成功者の多い“ダイエット方法”をまとめてみました。
≪水泳は(高)消費カロリー?≫
クロール1時間
男性:1337kcal
女性:1039kcal
平泳ぎ1時間
男性:700kcal
女性:544kcal
たった30分間でだいたい200Kcal(ご飯中盛り一杯分程度)ほど消費することができます。
毎日2時間ほど(消費カロリー800Kcal)続ければ、おおよそ9日(消費カロリー7200Kacl)で体重1キロ減量することが可能。
≪少し前に流行したビリーズブートキャンプは?≫
「ビリーズブートキャンプ」の消費カロリーを測ってみました
■測定条件
・被験者:男性,30代前半,体重65kg
・測定器具:POLAR m61
・ビリーバンド:使用せず
■測定結果
・消費カロリー:582kcal
・脂肪燃焼率:40%
・平均心拍数:156bpm
・運動時間:55分
実際にやってみた感想ですが,めちゃくちゃきつかったです
実際にやってみると非常にキツイ運動と言われています。
水泳とそれほど変わりありませんが、筋肉生成の効果もあるため、減量効果に合わせて、体重以上に見た目をスリムに見せられるはず。
≪ランニングはどう?≫
体重(㎏)×距離(㎞)=消費エネルギー(kcal)
たったこれだけです。
例えば、体重50kgの人が10km走れば、
50×10=500(kcal)
なので、500kcalの消費カロリーが見込めます。
これが“大体の目安”です。
ここで、
「走るペースって関係ないの?速いペースの方がカロリー消費しそうだけど・・・」
と、疑問に思われるかもしれません。
結論から言うと、
「ペースは“あまり”関係ありません。」
出典: yase.tech
ゆっくり走って1時間で8キロほど走れます。
80キロの人が何の練習もなしにいきなり1時間走ったら、ほとんど間違いなく、身体(主に膝)に故障を起こす可能性があるので注意。
≪人気のヨガは?≫
消費カロリーは心拍数でおおよそ推測することが出来ます。
ヨガは筋トレ効果はありますが、動きが少ないので消費カロリーはさほど高くありません。
1時間で150kcalくらい
ヨガは消費カロリーが少ないものの、身体の各部位の筋肉を効果的に鍛えられるため、“基礎代謝”を増やすことができます。
続ければ続ければ、筋肉による日々の基礎代謝量が比例的に増加するので、いわゆる“痩せ特性”を得ることも可能です。
大食いでも痩せている人は、みんなヨガをやってるのかもしれません。
≪エアロバイクって人気だけど?≫
エアロバイクによる消費カロリーは?
エアロバイク(平地走行程度の負荷)により、体重1kgが1分間に消費するカロリーは
エアロバイク(普通):0.0658(kcal)
エアロバイク(時速10km):0.0800(kcal)
エアロバイク(時速15km):0.1207(kcal)
です。
例えば、
30代、体重55kgの女性が1時間、時速15kmでエアロバイクに乗ったとすると
55(体重)x0.1207x60(分)x0.87(補正係数)=347kcal
となります。
出典: muuum.com
消費カロリーは比較的に少ないものの、身体の故障率も低く、なおかつ人目を気にして服装に気を使ったりなどせず、最悪裸でも利用できるのが魅力的。
景色を眺めたい人は、景色の映像DVDを借りてきてテレビで再生しながら走ると良いでしょう。
≪キャビテーション(美容エステ)とか、どうなの?≫
キャビテーションは、超音波を脂肪に当てることで脂肪を乳化できる機器
脂肪が乳化することで、リンパの流れにのって脂肪を体外に排出することができますので、体の余分な脂肪を簡単になくすることが出来るのです。
キャビテーションの最大の魅力といえば、無理な食事制限が必要ないという点
脂肪を“確実に落としたい”人は、運動や食事制限など、面倒なことをせず、最新テクノロジーを(お金のチカラで)利用すべきです。
万人に効果のあるダイエット方法です。
≪サウナとか岩盤浴とかどう?≫
人間の体は60~70パーセントが水分でできているので、サウナで汗をかけば当然体重は見事に減ります。
サウナ利用直後に体重計に乗ってみるとそれこそ1~2kgは見事に減っています。
しかし、その効果は継続しません。1日も経たないうちに元の体重に戻ってしまいます。
実は、サウナは「カロリーを消費する」ための場所ではないのです。
本来の目的は「大量に汗を流すこと」にあります。
出典: www.dietss.net
サウナって痩せそうだけど、減った体重は結局すべて『水分』なのか……ただ座っているだけならパチンコ屋と一緒じゃないか……。
同様に岩盤浴も寝ているだけでキレイになれるようなイメージですが、ただ寝ているだけなら家でもできます。
≪まとめ≫
自分に合った“ダイエット方法”を見つけたら、あとはひたすら毎日続けましょう。
ひとつの“ダイエット方法”に慣れてきたら、他の“ダイエット方法”も取り入れていくとより効果を実感できるはず。
無理なくスレンダーなボディを目指してください。