まず、30日にはバスが15分遅れて選手たちをピックアップしに来た。それでも「25分で行ける」という運転手の言葉を信じたのもつかの間、運転手は練習場の場所を知らず、道に迷う。
選手団が練習場に到着したのは、予定された練習時間の10分前だった。しかし、選手たちは本格的な練習が始まる1時間ほど前に、ストレッチやウォーミングアップで体をほぐすのが普通。それも計算に入れたスケジュールが、めちゃくちゃにされた。
選手団を乗せたバスが事故を起こす
練習二日目の31日は、もっと酷い目にあったらしい。
この日も、選手団は早めに選手村を出て、練習場に向かうバスに乗った。しかし、運転手は昨日と違う人で、またもや練習場の場所を知らない。しかも、練習場と反対の方向を走り出し、スラム街に迷い込んでしまったというのだ。