都知事選で政党支援候補敗北 自民、小池氏との連携探る動き

08/01 12:52
東京都知事選挙は、小池 百合子元防衛相が当選を果たした。今回の都知事選では、政党が支援した候補が、軒並み敗れる結果となった。
事実上の分裂選挙で敗北したことを受け、自民党では、都連幹部の責任を問う声が出るとともに、小池氏との連携のあり方を探る動きになるとみられる。
菅官房長官は、「国民のために、連携は必要だというふうに思っています」と述べた。
安倍首相は、今回の都知事選で、自民党都連からの応援要請があったものの、街頭演説には立たず、静観の構えを続けた。
小池氏からすれば、安倍首相が都知事選から距離を置いたことで、今後の協調態勢は、構築しやすいとみられる。
一方、自民党内からは、都連会長の石原経済再生担当相が責任をとって、辞任すべきだとの声が高まっている。
石原氏は1日午前、安倍首相と面会していて、都知事選の結果についても意見交換したものとみられる。
一方、自民党分裂にもかかわらず、惨敗した民進党は、さらに深刻となっている。
都連幹部からは、「野党共闘を優先した執行部の責任は重い」と、岡田代表の責任を問う声が、公然と上がっている。
一方で、党中枢に近い関係者は、「野党共闘が勝敗に影響したという根拠はない」と反論していて、9月の代表選挙では、野党共闘の是非が大きな争点となるとみられる。

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