韓国LCC 成田線など近距離路線を相次ぎ増便へ

【ソウル聯合ニュース】韓国の格安航空会社(LCC)がアジアの近距離路線への運航を相次いで増やすことが、1日までに分かった。

 航空業界によると、チェジュ航空は現在、週21往復運航している仁川―成田線を9月7日から週24往復に増やす。

 また、仁川―香港線は週14往復から週18往復に増便する。

 同社関係者は「競争が激しくなり生存のための前提条件としてシェアを拡大することが重要になった。主要路線でシェアを高め将来の成長基盤を固める戦略だ」と説明した。

 この2路線は利用客が順調に増加している。

 日本政府観光局(JNTO)の資料によると、今年1~4月に日本を訪問した韓国人観光客は約173万3500人で前年同期比38.4%増加した。

 同期間に韓国を訪問した日本人観光客は約68万1000人で、前年同期比3.9%増えた。

 また、韓国観光公社の統計によると、香港を訪れた韓国人観光客は2011年の102万996人から昨年は124万3293人と年平均5%の増加を見せている。

 同期間に香港から韓国を訪問した人は28万849人から52万3427と年平均16.8%増えた。

 同じく韓国LCCのイースター航空は、今月29日から済州―泉州(中国)に定期便を就航させる。

 さらに、年内に襄陽―広州、瀋陽(ともに中国)に定期便を就航させるかどうか検討している。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース