大阪・夏の風物詩「ＰＬ花火」　１万発が夜空彩る

　大阪の真夏の風物詩「ＰＬ花火芸術」が１日夜、大阪府富田林市のＰＬ教団大本庁で開かれ、約１万発の花火が夜空を彩った。

　今年は２０カ所から幅約２００ｍにわたって色とりどりの花火を打ち上げた。これまでは１３カ所だったが、大幅に増やし、ダイナミックな光景を楽しめるようにした。大阪府和泉市から訪れた小学５年北沢航平君（１０）は「めっちゃきれいやん」と興奮した様子だった。

　ラストは「銀世界」と銘打ち、３分間に約２７００発の銀色の花火を一気に打ち上げ、会場付近の見物客らは歓声を上げた。

　今年で６３回目。１９５３年に松山市で始まり翌５４年から富田林市で毎年開かれている。