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 自民党の山本一太参院議員は1日、自らのブログで、伊達忠一・前参院幹事長の参院議長就任が「派閥の論理」で決まったことを批判した。

 参院自民で主導権を握っている細田、額賀、岸田の3大派閥の間で水面下の調整が行われたことを念頭に、「参院自民党の誰かが、この人事構想を推し進めたとすれば、『恥を知れ』と言いたい」「参院自民党が自ら『自民党の2軍』であることを内外に宣言した」と批判した。

 山本氏は、党内で参院議長候補を選ぶ過程が不透明だとして「みんなで話し合って、新しいルールをつくるべきだ」と指摘していた。だが、今回も3大派閥の調整で議長候補が決まったことから、1日のブログでは「(参院議長は)大きな派閥に属してさえいれば誰にでも手の届く超軽量級のポストに衣替えした」と主張した。

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