ブログを書いたらお金が稼げる。
そんな夢のような話が現代には存在しています。こういった情報を調べ始めると『クリック報酬型のGoogle AdSenseが基本らしい!』ということになるわけですが、2016年の3月から独自ドメインじゃないと申請できなくなってしまって、新規参入をしようとしている方には以前よりもややこしい情況です。
▼詳しい情況についてはこちらの記事で書いています。
ただ独自ドメイン自体はメリットが多いので、私のように独自ドメインにするタイミングで迷子になるよりはいいのかもしれません。そしてアドセンスの登録が済んでしばらくすると『今より稼ぐためにはどうすればいいの?』ということになります。私は今まさにそのタイミングなんですね。
そこで今回は最近取り入れた収益アップの方法を、参考にさせて頂いたサイトとともに2つほどご紹介したいと思います。
①:グーグルアドセンスの収益をより高める
グーグルアドセンスは基本的に1ページあたり3つまで広告を貼ることが可能です。これについてはググれば星の数ほどやり方が出てくると思います。
でも実はもっと多くの広告を貼る方法があります。
▼Liabさんの月間37万PVブログ「Backflow」で解説されています。
ざっくりいうと通常の広告ユニット以外に、モバイル用のアンカー広告と全画面広告、リンク広告ユニット3つと検索向けアドセンス2つ、合計10個のアドセンス広告が使えるという内容です。
私はこの中のリンク広告を利用し始めたのですが、思ったよりもクリックされて驚いています。一般的に効果が薄いとされているリンク広告ですが、これはサイトや記事との親和性により大きく変わってくると思います。
このリンク広告はテキストリンクで表示されるのですが、導入したフリマアプリ「メルカリ」について書いているブログで、メイン記事をスマホで開いてみるとこんなテキストリンクが表示されます。
▶ 料金
▶ メルカリ出品
▶ 宅急便
メルカリでの発送方法を書いた記事に表示されているのがこれですから、結構な数のクリック数があるのではないかと思います。昨日1日1万PVの検証結果では全体の16%ほどの収益を稼いでいました。
ビビって自分で開いてみていないので何が表示されているのか分かりませんが、開いた先の広告がクリックされて始めてクリック報酬が発生するらしいので、興味のある内容が表示されているのではないかと推測できます。
ただ最近は再訪問率が高いので、一度記事へのリンクと勘違いして開いた読者の方が、開かなくなってクリック率が落ちる可能性はあるかもしれません。ちなみに今のところは記事上の1箇所のみに配置してあります。
実際の使い方は紹介記事にてご覧ください。AdSenseの中の人による解説動画も貼ってあるので、今回初めてこの仕組みを知った方であれば勉強になると思います。
②グーグルアドセンス以外のクリック報酬型ASP「medi8」
AdSense以外のブログ収入ですと、代表的なのはAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなどの物販系のアフィリエイトです。私はこの物販系の記事のコツがイマイチ掴めていないようで、AdSenseの収益がかなりのウエイトを占めています。
リスク分散のためにも他のASPからの報酬を増やしたいと思っていた時に知ったのが、AdSenseと同じクリック報酬型の「medi8」です。
▼ポジ熊さんの「ポジ熊の人生記」。medi8の1ヶ月間の収益を公開してくださっています。
この記事を読んで導入を決めたのですが、審査が通るとすぐに担当の方がメールをくださるという丁寧な対応に驚きました。レスポンスも早いので分からないことがあってもメールで問い合わせできるのは嬉しいですね。
メルカリのブログで、フッタ部分とアンカー広告の2つをAdSenseと併用しており、その2つだけでAdSense収益の20%くらいの金額になっています。現状ではヘッダ部分のアドセンス横長バナー(320×50)広告収益が他の場所に比べて低いので、medi8のレクタングルに変更しようかどうか思案中です。
利用してみるとWebページがやや分かりにくい点があるので、ポジ熊さんの記事にも貼ってありますが使い方についてはこちらの記事をご覧ください。
▼マスクド・ニシオカさんの「働けおっさんブロガー」。解説記事が非常に分かりやすいです。
この2つの方法のメリットとデメリットについて
最大のメリットは、どちらの方法も記事の内容を変える必要性がないことです。これはどちらかというとクリック報酬型自体のメリットですが、自動的に最適な広告を表示してくれうわけですから、成果報酬型のアフィリエイトのように記事内で宣伝しなくても良いのが一番のメリットではないかと思います。導入するだけでOKですからね。
デメリットについては、やはりユーザビリティが下がるということです。特にアンカー広告は実装するまでに結構葛藤しました。当たり前ですがどこまでスクロールしても追いかけてくるので、興味ない人にとっては邪魔なだけです。
そういった視点からすると、AdSenseのアンカー広告は閉じることができるので利便性は高いのですが、体感として他の広告と同じ系統の広告が表示されることが多いのであまり存在意義を感じませんでした。そういった理由から、現状ではゲームアプリ系の表示が多いmedi8のアンカー広告にしています。
見やすさと収益性の両立は終わりのない課題ですが、ひとつの例として参考にして頂ければ幸いです。
この他に成果報酬型のASPも試しているので、そちらはまた別の機会にご紹介したいと思います。
おしまい。