障害者殺傷事件 逮捕の男「事件起こせばみんな幸せに」
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相模原市の知的障害者施設で入所者が刃物で刺され19人が死亡、26人が重軽傷を負った事件から2日で1週間となります。これまでの調べで、逮捕された施設の元職員の男は「周りの人から施設の仕事が大変だと言われ、事件を起こしたほうがみんな幸せになれると思った」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。捜査当局は、障害者に対する身勝手な主張に至ったきっかけになった可能性があるとみて調べています。
先月26日の午前2時ごろ、相模原市緑区の知的障害者の入所施設「津久井やまゆり園」で、入所者がおよそ50分間に次々に刃物で刺され、19人が死亡、26人が重軽傷を負いました。
事件から2日で1週間となり、警察は逮捕した植松聖容疑者(26)を殺人などの疑いで調べるとともに、動機の解明を急いでいます。
これまでの調べで、植松容疑者はこの施設で3年余り働いていたことが分かっていますが、その後の調べに対し「自分では施設での仕事が大変だとは思わなかったが、周りの人から大変だと言われ、事件を起こしたほうがみんな幸せになれると思った」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
植松容疑者は、ことし1月から2月にかけて障害者に対する危険な言動が目立つようになったということで、同じころ衆議院議長に渡そうとした手紙の中でも、障害者やその家族を冒とくしたうえ、みずからの行動を正当化する内容を記しています。
捜査当局は、障害者に対する身勝手な主張に至ったきっかけになった可能性があるとみて詳しく調べることにしています。
事件から2日で1週間となり、警察は逮捕した植松聖容疑者(26)を殺人などの疑いで調べるとともに、動機の解明を急いでいます。
これまでの調べで、植松容疑者はこの施設で3年余り働いていたことが分かっていますが、その後の調べに対し「自分では施設での仕事が大変だとは思わなかったが、周りの人から大変だと言われ、事件を起こしたほうがみんな幸せになれると思った」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
植松容疑者は、ことし1月から2月にかけて障害者に対する危険な言動が目立つようになったということで、同じころ衆議院議長に渡そうとした手紙の中でも、障害者やその家族を冒とくしたうえ、みずからの行動を正当化する内容を記しています。
捜査当局は、障害者に対する身勝手な主張に至ったきっかけになった可能性があるとみて詳しく調べることにしています。