2016都知事選が終わりました。

小池百合子さんが新しい都知事に選ばれました。

東京を良くするためにフェアに戦った小池さんには敬意を表するとともに、新知事として、危機の迫る都政の大刷新に、早急に着手されることを切に願います。

さて、21人中4位という上杉隆の選挙結果は、選挙カーもない、拡声器もない、組織もない、資金もない、メディア出演もないという中で、最高の順位だと思っております。

都内14,000ヶ所以上のポスター張りもすべてボランティアのみなさまの手張り。高い得票率を叩き出した三宅島や奥多摩もポスターが張ってあったからこそ。

選挙戦後半には、6月には完成し、各党幹部や都議会各会派に事前にお配りしていた、上杉隆の「東京マニフェスト」が、上位3陣営の政策に次々と受け入れられてきたのも、光栄の極みでした。

また「スピーカーズコーナー」や「ぺリスコープ」などの新しいキャンペーンの試みの中で、都民のなかに、真の政策論争を望んでいる声が強いことを改めて認識できたのも何よりの喜びでした。

そうした、小さな声、遠慮がちな人々の声が、約18万という票を結集させたのだと感動しております。

昨夜、敗戦後の浜町の上杉隆選挙事務所にて、必勝ダルマの目入れをして「勝利宣言」をしたのは、負け惜しみや苦し紛れではなく、心からそうした都民の勝利を祝った故の行為でした。

私たちは勝利したのです。

政党やテレビの都合で立候補した者でもなく、また、多様な国際都市・東京に相応しいとは言い難い、偏狭なことばを連呼する候補でもなく、都民一人一人の命や生活を重視する者が、より多くの票を集めたのです。

上杉隆48歳、東京を良くする旅は始まったばかりです。この豊かな敗戦は、終わりではなくスタートなのです。

すべての都民と東京に心からの感謝です。


2016年8月1日
上杉隆