新金谷 食事場所:プラザロコ内に軽食喫茶、改札横に喫茶あり。 酒:駅構内で缶ビール等販売
駅発車・到着時刻 | 1001レ | 10:00 | 1002レ | 14:40 |
1003レ | 10:29 | 1004レ | 15:26 | |
101レ | 11:52 | 102レ | 16:08 |
(電子国土基本図より転載)
言わずと知れた大井川鐡道の車両基地であり蒸機列車の起点。
駅の南側にある車両区側線には電車や客車、あるいはその日未稼動の蒸機や電機などがタムロしていて、見ていて飽きません。
駅南側にある観光バス駐車場の南端には2011年10月に新設された転車台があって、夕方帰区した蒸機の転向シーンを見ることもできます。。
その観光バス駐車場の最も南寄りは蒸機の出区線が併行していて、朝はここで、その日運用に入る蒸機を確認することができます。二つの小屋の間にロープが渡してあり、そこから先に入ることはできませんが、その外側からでも充分並んでいる機関車を確認することができます。
その日運用に入る機関車はこの出区線の上で出区準備を行うわけですが、2往復、3往復運転の場合は一番前にいる機関車が最初に出てくることになります。(多くの場合、前日最後に戻ってきた機関車がそのまま翌日最初の運用に入るようですが、牽引定数その他の関係で機関車を差し替えなければいけない場合は、前日帰区後、もしくは当日朝に電機で入換を行うこともあるようです。これは2両目・3両目に並んでいる機関車についても同様です。)
機関車の出区準備は早朝から始まっており、回送発車時刻の2時間前には排煙機の煙突から煙が上がっています。
「SL小屋」の前からでは車両区全体は見えません。
車両区を広く見渡したい場合は、線路を挟んで反対側にある公園に行けばほぼ真横の位置から見ることができます。
ここに行くには、新金谷北側の踏切を渡ってしばらく行ったところから右手に折れると5分ほどで着きます。
大代川橋梁(金谷発1003レ運転時のみ)
金谷と新金谷の間には、大井川の支流、大代川を渡る橋梁があります。以前はこの橋梁の西側に広い田んぼが広がっていたのですが、最近は整地されてしまい、現在は更地状態です。
ただし、2011年9月末をもって新金谷〜金谷間への蒸機列車の乗り入れは原則的に終了してしまいましたので、通常この橋梁を蒸機列車が渡るシーンを見ることはできません。
年に数回、1003レが金谷始発の団臨として運転される場合(多くはJR東海の「さわやかウォーキング」開催の時)のみこの区間に蒸機列車が入線します。ただし、金谷から新金谷に向かって下り勾配ですので1003レは煙は期待できません。
この橋梁のそばに行くには、新金谷駅北側の踏切を渡り、しばらく行ったところを右に折れてそのまま道なりに行くと、大代側線を踏切で渡り、すぐ新しい大きな道を信号で渡って歩いて行くと大代川沿いに出ます。
そこから橋梁までは数分。
新金谷駅から徒歩15分程度でしょうか。
金谷俯瞰 (金谷発1003レ運転時のみ)
金谷駅から左手に向かう主要道(国道)を左に行くと、道は反時計回りに大きく迂回するようにして東海道線の上を跨ぎ丘を急激に登っていきます。15〜20分ほど歩くと、金谷の町を一望できる場所に出ますが、このあたりに道路からやや引っ込んで安全地帯のようになっている場所が数箇所あります。ここから見下ろすとちょうど大代川橋梁がほぼ真向かい、その後ろに東海道線の大井川橋梁が見えます。晴れて空気の澄んだときに狙いたいですね。下の写真は望遠系ですが、やや広いレンズを使うと大パノラマが展開します。
ただ、1003レの時間はやや逆光気味になるので晴れた日は難しいですね。曇った日がお薦め…と言っても1003レが金谷始発になるのは年のうち数日しかないんですが…。下の写真はダイヤ改正前の夕刻の上り列車です。
蒸機にこだわらず午後の電車を撮るにはいい場所ですね。
大代川橋梁の東側にある小さな道路橋を南側に渡り、右に曲がるとすぐ山側に登っていく道が分かれています。東海道線を横切り、ウネウネと登っていくと、やがて右手に梅林が見え、その向こうに大代川橋梁が見渡せます。やや電線が邪魔ではありますが、梅林の向こうに大代川橋梁を望む形になり、上り列車を狙えます。
春先、大代川橋梁あたりから丘を見上げると一面の梅林がすぐわかりますので、登っていくときの目標になります。
上記の俯瞰とは違い、ここからだと1003レの時間でも列車側面に光が回ります。
ただし…梅の時期に金谷発の1003レが運転されることはほとんどないと思われます。
代官町(下り列車向き)
代官町の駅を下りて南に線路に併行するように細い道が走っています。このあたり線路際には梅の木があり、春先はそれをからめて蒸機を撮ることができます。ただし、足回りがゴチャゴチャしているのと木の間隔がちょっと狭い感じなのでアングルには苦労すると思います。私はこの区間で蒸機を撮ったことがないので、写真がありません。ゴメンナサイ〜。(^^;