全世界で『ポケモンGO』のサービスが順次スタートしている中で、まだ正式に配信されてない国の一つであるロシア。かの国で『ポケモンGO』が精神的にも軍事的にも脅威であると保守派が危機感を強め、代わりに偉人をゲットするアプリが開発中であると報じられています。
ロシアではポケモンGOは未配信ではありますが、市民の一部は海外アカウントなどを利用してすでに遊び始めている現実があります。数日前にサンクトペテルブルの男子学生が世界最高の145種類のポケモンをゲットしたとのニュースもありました。
こうしたポケモンGO人気に対しては反発も大きく、ロシアのテレビでは教会の中でポケモンを捕まえると懲役2〜3年もありうると警告。ロシア政府関係者からもこのゲームは邪悪であり、機密情報を集める手段として使われる可能性がある、はてはゲーム開発にCIAが関わっているという陰謀論まで飛び出しているとか。
Catch a Pokemon at a border or in a church and go to jail for 2-3 years, warns Russian TV pic.twitter.com/7j8mVAUMKe
— max seddon (@maxseddon) 2016年7月15日
ロシア連邦保安庁の元幹部であるAleksander Mikhailov氏は、「国家機密の場所に小さな獣(ポケモン)が現れたとしよう。兵士はなんの強制もされずに写真をとることになる。これは諜報機関が情報を集める理想的な方法だ」と語っているとか。またロシアの上院議員であるFranz Klintsevich氏は、「このシステムを通じて悪魔がやってきて、ロシア国民を内面から荒廃させる予感がある」と述べて、警戒を顕にしています。
これは一部の極論というより、すでに政治的な動きに変わりつつあります。ロシア・モスクワ当局は、市内で偉人たちを探して「捕まえ」、一緒に写真を撮れる「ポケモンGOに似た」アプリを8月末にも配信開始すると発表。モスクワに縁の深い宇宙飛行士ガガーリンやプーシキン、チャイコフスキーやナポレオンなどをゲットできるとか。偉人同士のバトルができるのか、捕まえすぎた偉人はどこに送るのか、余った偉人はプーチン大統領がアメに替えてくれるのか、リリースを見守りたいところです。
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