(8月31午前6時半訂正)東京都知事選挙の桜井誠候補(無所属)の得票数は、114,171票だった(リンクは
こちら)。
東京都知事選挙の桜井誠候補(無所属)の得票数は、23時30分現在において開票率91.65%で85,620票である(リンクはこちら)。
これを開票率100%に按分すれば、85,620票÷91.65%×100%=93,421票である。 これは先の参院選における鈴木信行候補の42,858.178票(リンクは
こちら)は楽に越えているが、真正保守票、つまり非自民の保守票である日本のこころ102,402.577票+新風42,858.178票=145260.755票には達していない。
ましてや供託没収点 6,550,148票(リンクは
こちら)÷10=655,015票からすればお話にならないレベルである。
そこそこの得票はしているが、彼の演説力や他に真正保守候補がいないことからすれば、やはり物足りない
期待外れと言うべきだろう。
なぜこのような結果になってしまったのか。
昨日のエントリーではまだ投票日前だからネガティブな内容を避けるために敢えて書かなかったが、正直、昨日の秋葉原駅前の演説会には落胆してしまった。
一言で言えば、参院選の結果を全く参考にしていないとしか思えなかったからである。
具体的に言えば、自民党あるいは安倍晋三への批判が足りないので、あえて日頃の棄権層が桜井誠候補に投票するとはとても思えないということである。
この点は候補者本人は最初の出馬だし参院選の結果を深く研究する時間的余裕もなかっただろうからしょうがないが、参院選も成り行きを見ていた応援弁士達はもう少し工夫の余地があっただろう。
昨日の演説会でもいつもの行動保守の街宣と全く変わらないような漫然とした内容だった。
あれでは全く応援の名に値しない。
当方としてはこの点に関して川東大了君の帰阪が残念だった。
彼は西村斉君との接触が禁じられているので、西村斉君が上京すれば帰阪せざるを得ない。
しかし彼が桜井誠候補の横にずっと付いていられれば、彼の安定した安倍移民政策批判の選挙コールと共に、桜井誠候補に対しもう少し有益なアドバイスをできただろうと思う。
それから朝夕の駅立ちはきちんとやったのだろうか。
選挙スケジュールから見る限り、余りやっていたとは思えない。
この点は選挙戦の最初にやっていなかったので、桜井誠候補と親しい新風の関係者から集票のために絶対にやるように申し入れしてあった。
候補者本人が体力的に持たないなら、堀切君が中心になって運動員だけでもいいのである。
選挙は有権者とのふれ合いが一番大切なことであって、ネットに過度の期待をするのは禁物である。
この点に関連して言えば、桜井誠候補のような新人が選挙カーの上に乗って街頭演説するのも当方は反対である。
そうではなく必ず歩道で街頭演説をしできるだけ有権者との距離を縮めるべきである。
先の参院選でも田中康夫候補はあれだけのビッグネームでありながら必ずそうしていた。落選はしたが、それがあの大量得票に繋がっていると思う。
- 2016/08/01(月) 00:02:24|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0