【ワシントン=共同】米民主党大統領候補クリントン氏の陣営が使用するコンピューターがサイバー攻撃を受けたことに関連し、同氏は「ロシアの情報機関が民主党全国委員会をハッキングしたことを私たちは知っている」と述べ、ロシア政府の関与だと断言した。31日放送のFOXニュースのインタビューで語った。
この問題では連邦捜査局(FBI)や司法省が捜査に着手。情報当局が、ロシア政府が関与している可能性が高いとホワイトハウスに報告したとの報道があるが、米政府はロシアを公然とは非難していない。
クリントン氏はロシアが大統領選に影響を与えることに警戒感を示すとともに、共和党候補のトランプ氏がロシアのプーチン大統領を称賛してきたとして不快感を表明した。