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カツ横流し会長を再逮捕へ

08月01日 10時36分

カツ横流し会長を再逮捕へ

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廃棄されるはずだったカレーチェーン店のビーフカツを食品として横流ししたとして、愛知県の廃棄物処理業者の会長らが逮捕された事件で、警察はこの業者の会長がカレーチェーン店側から処理費用として30万円近くをだまし取っていたとして、1日にも詐欺などの疑いで再逮捕する方針です。
愛知県稲沢市の廃棄物処理業者「ダイコー」の会長、大西一幸容疑者(75)は「CoCo壱番屋」を展開する「壱番屋」から異物が混入したおそれがあるとして廃棄処分を委託された冷凍のビーフカツ3万6000枚余りを食品として岐阜県の食品関連会社に「みのりフーズ」に横流ししたとして食品衛生法違反の疑いで逮捕されました。
警察のこれまでの調べによりますと、大西会長は「壱番屋」からカツを堆肥に処理する費用として約28万円を受け取っていたということです。
さらに、委託を受けた5日後には、法律で義務づけられた報告で「すべて堆肥として処理した」と伝えていたということで、警察は1日にも、処理費用をだまし取った詐欺などの疑いで大西会長を再逮捕する方針です。
弁護士によりますと、大西会長は「会社の運転資金に困り金が欲しかった」などと供述しているということです。

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