わたしは小学校高学年のころから髪の毛が天然パーマなってしまいました。
こういうのって本当は生まれた時からがおおいのでしょうか?
でもわたしが「天然パーマ」になったのは小学校高学年(確か5年生)のころ。
坊主にしたら天然パーマになった
きっかけはクラスで流行ったんです。坊主にするのが。
きっかけはクラスの誰かが「ほぼ剃った」状態の坊主にしたこと。
みんな笑ってたのですが、触り心地がいいとか、光ってるなどといじられながらもで、みんなの人気者に。
すると段々増えていったのです、坊主が・・・。
で、気が付くと「坊主(スポーツ刈り含む)」でないのがわたしを含めてクラスで3人。
わたしは「ぼうず」にするのが恥ずかしかったのですが、クラスの友達からは「あとはお前らだけや。早よせぇや。全員せな意味無いやろ。」なんてわけのわからない論理で責め立てられました。
でも、それでも「お、おれは坊主にはせん」と拒否していたのですが、翌日にはついに1人が「坊主」になって残り「2人」。
「こ、これはやばい。おれだけ長髪(といっても普通の髪型)は逆に恥ずかしい」という、これまた良く分からない論理でその日の放課後ソッコー散髪屋へ。
散髪屋のおっちゃんに「いつも通り?」と訊かれたわたしは「いや、今日はスポーツ刈りに・・・」と。
おっちゃんは「お、あんたもか、最近スポーツ刈りの子が多いんや」と。わたしは少しでも抵抗したく「スポーツ刈り・・・ちょっと長めで」と。
「よっしゃ、ほな行くで」とバリカンでバリバリバリバリバリバリ・・・。
「う、うぉー・・・あ〜ぁ、やってもうた・・・スポーツ刈り・・・ちょっと長めちゃうし・・・」。
家に帰ると母親には「ど、どうしたん?」と驚かれ妹には「おにいちゃんの『はげぇ〜〜〜』」とからかわれ。
坊主ブームは一瞬にして終了し、天然パーマに
結局、わたしと最後を争ったヤツは坊主にすることなく「19/20」という坊主率でブームは終焉しました。
そこから、髪の毛を伸ばすとなんと・・・髪の毛くるくるの天然パーマに。
いくら真っすぐにしようと努力しても軽ーくウェーブ。
あれ?こんな髪の毛だったかな?と昔の写真を見るとちゃんとストレートヘアー。
う〜ん、これは・・・?
天然パーマはつらいよ!<天然パーマはつらいよ!> (中経☆コミックス)
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中学では「パーマすんな!!」と怒られる。
中学へ入学すると先生からは「パーマしてるんちゃうやろな?」と睨まれ、ヤンキー先輩からは「お前、パーマしてイキっるんちゃうか?」と絡まれ、クラスメイトからは「顔へんやのにカッコつけんな」なんて名言を頂き・・・ろくなことない。
高校へ行く時も内申書にも願書にも「この子は天然パーマどす。ご勘弁を。と書いといたし」と先生に言われ、入学しても学生手帳に親に「この子は両親はストレートヘアなのに、突然変異で天然パーマになりました」と書いてもらい、事情を知らない先生が校門で風紀チェックに立つたびに「お前パーマしてんちゃうん?あぁ?」なんて言われ続ける羽目に。
大学になってやっと友人から「ええのぉ、パーマ代要らんやん」とうらやましがられるようになりました。
遺伝子的に天然パーマDNA?
なぜ「突然」天然パーマなのか不明なのですが、どうやらDNA的にはその要素あるようです。
というのは娘が「天然パーマ」なんです。しかもわたしよりちょっときつい。
妻はストレート、わたしの両親も妻の両親もストレート。息子もストレート。
わたしと娘だけが天然パーマ。顔もわたしとそっくりらしいので、90%くらいわたしのDNAで娘はできてるみたいですね。
娘は「真っすぐの髪がいい!!」と毎日シャンプー、リンス、トリートメントなんぞに気を使いケアしてますがそんなことではDNAは修復できません。まぁ、あきらめてもらいましょう。
でも不思議ですね。生まれつきでない天然パーマが遺伝するとは・・・。
当然、娘の生徒手帳にも書いてますよ「父親似という不幸を背負っているため天然パーマです」と・・・。