なるほどこれは初耳だった、賃貸住宅の退去時・原状復帰のための請求に係わるお話

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賃貸住宅物件を借りている場合、その住居を引き払って引っ越すときには、原状復帰、要は次の人が借りられるようにするため、住んでいた間に傷んだ部分などを家主側が修復するための、費用を請求されることがある。敷金から差し引かれることが多いんだけど、下手をすると敷金以上の額を請求されることもある。

だけど現状ではこんな仕組みがあるとのこと。えーと。これは初耳だった。でもよく考えてみれば当たり前の話。自然に減価償却される分については、借主に責は無いから、補てんを求められるいわれはないのだよね。


今件に関しては上記の通り、国土交通省側が詳細なガイドラインを呈している。引越しを検討している人、引越し予定の人は、是非一読を。スマホなりノートパソコンなりに収録しておくとか、プリントアウトしておくとか、事前に色々と計算しておくとさらに良いかも。

で、今件に限れば、非常に大きな問題点がもう一つ。家主側の「ご存じでしたか?!」のセリフ。まぁ、フェイクの可能性はゼロではないけれど、請求書の内容を見るに、まったくのウソとは考えにくい。BtoCでもBtoBでも顧客に対して不誠実な対応をすると、業界全体の不信感につながるのだよねえ。これ、要はお客に請求する必要が無いと認識している上で、お客が知らなければ、黙っていてそのまま請求しようとしたわけだから。ダイナミックやらかし。そんな感じ。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年8月 1日 07:59に書いた記事です。

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