米大統領選で、共和党候補のトランプ氏(70)は30日、戦死したイスラム教徒の米兵の父親から「犠牲を払っていない」と言われたことに「私も多くの犠牲を払ってきた。何万人もの雇用を生み出し、素晴らしい建物を築いてきた」と反論した。トランプ氏はこの米兵の母親についても「何も言うことがなかった」と語っており、批判が集まるのは必至だ。
息子が2004年にイラクで戦死したキズル・カーン氏は28日に民主党大会で演説し、トランプ氏に対して「米国憲法を読んだことがあるのか」「あなたは何も犠牲を払っていない」などと発言し、米国で話題となった。
トランプ氏は、米ABCのインタビューで反応を求められて答えた。雇用創出が犠牲かを問われると「犠牲だ」と語り、「(雇用した人の)教育などの面倒も見た」と説明した。
トランプ氏はまた、カーン氏の…
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朝日新聞国際報道部
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