張本勲氏【拡大】
野球評論家の張本勲氏(75)が31日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)の名物コーナー「御意見番スポーツ」に登場。プロ野球の使用球について「抜き打ち検査しなきゃ」と、打球が飛び過ぎていることを指摘した。
張本氏はプロ野球のコーナーで、7月、8月は投手に疲れが出て「投手受難」とし、「今はバッターが稼ぎどき」と話し、「打高投低」となっていると分析。
ただ、それを差し引いても「ボールが飛ぶね。ホームランだけじゃない。ゴロでも抜けちゃう。抜き打ち検査をしなきゃダメだね」とコメント。バットの先っぽに当たった打球がバックスクリーン横まで飛んでいることなどを挙げながら、持論を展開した。
また、24日の中日-ヤクルト戦で、中日の4年目・杉山捕手が五回、空振りしたヤクルト・バレンティンのバットを頭頂部に受け、途中交代したシーンをみると、自らの現役時代に言及。
「私はわざとやりました。野村さんだから、先輩だから。(当時は)ヘルメットをかぶっていないからね、手加減しましたけど…。あまりにささやくので、やったことがあるんですよ」と吐露。
強打者相手に、ささやき戦術を駆使していた野村克也氏との対決ぶりを明かし、スタジオを沸かせていた。