土曜スタジオパーク「とと姉ちゃんスペシャル」 2016.07.30


(一同)せ〜の!今日の「土曜スタジオパーク」は…
(美子)とと!ドラマの出演者たちが「土スタ」で語ったシーンに込めた熱き思い。
(木村)みんなの生きる希望になっていくようなそんなシーンだったんじゃないかなって思いますね。
常子はどうなりたいんだい?
(高畑)バシッて聞かれて自分も将来があるっていうか自分がやりたい事をやるっていう選択もあるみたいな事にフッて気付かされて…。
私はもっと自由にやりたいの!とと姉ちゃんだってさ…。
いい加減になさい!常子の気持ちも考えないで勝手な事を…。
(杉咲)やっぱりそれまで現場に入ってても何か不安でちょっと…。
ちゃんと家族でいられてるのかなっていう。
(木村)たたいたあとの花を見たら私後ろ向いて映像には映ってないんですけど私もジョボジョボ泣いているんですよ。
「土スタ」で明かされたとと姉ちゃん三姉妹の素顔!
(相楽・ローラのまねで)は〜いローラだよ〜。
3人でかき氷食べに行ったあとに「公園に行こうよ」って言ってシャボン玉しました。
王手と。
あっ待った。
それはいけません。
(ピエール瀧)セリフ以外に打ち手も覚えなくちゃいけないんですよ。
卵を返したあとに次いい色んとこで返したいんですけどまたそこでもNG出たりとかいろんな事やってると「卵が駄目になっちゃうだろバカ!」みたいな。
もうとと姉ちゃんなんて信じない!ドラマのあらすじもしっかり紹介。
どうしたもんじゃろのぉ…。
「とと姉ちゃん」を全く見た事がない人でもちょっとした通になれるそんな1時間です。
どうしても女の人の役に立つ雑誌が作りたいんです。
皆さんの生活が今日よりも明日と少しでも豊かになるような雑誌。
私たち3人でやってみない?
(2人)えっ?私たちも?うん。
一緒に?うん。
私は…。
応援します。
(2人)えっ?戦後人々の暮らしを豊かにしようと雑誌作りに奮闘した女性がいました。
ただいま。
行ってらっしゃい。
行ってらっしゃい。
主人公小橋常子。
通称「とと姉ちゃん」。
常子はいつも人のため家族のために奔走します。
その原点は静岡県浜松市で過ごした日々にあります。
常子は三姉妹の長女活発で好奇心旺盛な女の子です。
やっぱり上ってよかった。
万華鏡の中にいるみたい。
常子!とと!常子!いけないと言ったはずですよ。
人に迷惑をかける事や危ない行いは。
ごめんなさい。
でもどうしようと自分で考え自分で行動した事はすばらしいと思います。
父竹蔵は常子のよき理解者です。
常子!常子!かか!母の君子はとても家族思いですが少しおとぼけな一面も。
はい。
心配かけてごめんなさい。
君子どうしてザルを?え?常子が落ちそうだって聞いたから…。
それじゃ無理でしょ。
(笑い声)おはようございます。
(常子君子)おはようございます。
おはようございます。
小橋家には父竹蔵が決めた家訓があります。
一つ。
朝食は家族皆でとること。
一つ。
月に一度家族皆でお出掛けすること。
一つ。
自分の服は自分でたたむこと。
早くに両親を亡くした竹蔵は何よりも家族との時間を大切にしています。
(君子)家族で過ごす事はいつでもできるじゃないですか。
僕はそうは思いません。
当たり前にある毎日でもそれはとっても大切な一瞬の積み重ねだと思っています。
その年の暮れ竹蔵が結核にかかります。
(せき)春までに治してみんなでお花見をしようと話していましたが出かける事ができません。
あの子たちが大きくなるまで生きていたかった。
弱気な事おっしゃらないで下さい。
ご病気はきっと治ります。
日に日に弱っていく父を元気づけようと常子はある計画を思い立ちます。
かか。
お願いがあります。
何があるんです?どうしても見せたいものがあると竹蔵を外に連れ出しました。
(竹蔵)皆さんどうして?皆さんに手伝って頂いて完成したんです。
完成って何を?お願いします!
(一同)せ〜の!
(美子)とと!布を切って貼り付けた桜の花。
みんなが協力してお花見を実現させたのです。
小橋家にとって久しぶりに訪れた幸せな時間でした。
もっとギュッとしてギュッ。
じゃあ撮るよ〜。
せ〜の。
(シャッター音)その夜常子は父竹蔵と約束を交わします。
はい。
常子に…お願いしたい事があるんです。
お願いしたい事ですか?常子にととの代わりになってほしいんだ。
ととの代わり?ととがいなくなったらかかは一人で大変だろうと思うんです。
・だから…常子がととの代わりになってかかと鞠子と美子を…守ってやってほしいんだ。
心配なんだ。
この世の中で女4人で生きていく困難を思うと…。
・だから…。
・約束してくれないかい?ととの代わりを務めると。
はい約束します。
ありがとう。
常子。
3日後竹蔵は亡くなります。
最後のお花見は掛けがえのないものになりました。
このあとととを失って家族は悲しみを抱えて生きていかなきゃいけないんですけれど悲しみを抱えていく中でもこの時にすごく家族が幸せな気持ちになってるんですね。
そうやって大事な思い出があるっていう事がこの家族の今後にすごく…何て言うのかな支えになってみんなの生きる希望になっていくようなそんなシーンだったんじゃないかなって思いますね。
私たちは実際あのシーンはいなかったのでどんなふうに出来上がっているんだろうって思ったんですけどもう見た瞬間すごい号泣しちゃってやっぱり。
毎朝小橋家ってちゃんと手を合わせてととに挨拶をするんですけどその時に桜の木の下で撮った小橋家のみんなの写真があって。
それを今までは何となく見てたんですけどそのシーンを見たあとにふとその写真を見るとすごいウルッとして来ちゃったりして。
何かすごく大事なシーンだなって自分の中でも大事なシーンだなと思いました。
常子は家族に誓いを立てます。
え〜本日から私小橋常子は皆さんのととになります。
じゃあとと姉ちゃんだ。
いいね。
そうそれとと姉ちゃん。
静岡県浜松市での撮影は真冬に行われました。
ドラマの設定が夏の時はかなりつらい思いをしたとか。
寒かったですね。
結構映像に息が出てて。
笑ってても寒いって思ってました。
特に私はまだお着物を着てるのでちょっと下に着込めたりするんですけど鞠子たちは半袖にペラペラのスカートにはだしで…。
(相楽)真夏でしたもんね。
(中野)夏の設定なんですもんね。
だからすごいみんなどうしたらいいか分からないぐらい寒くて。
みんなで固まって肩寄せ合って。
でもそれがちょっと絆になっていった部分もあったので。
まあそれはそれでよかったのかなと思ってますけど。
寒かったね。
寒かったですね。
昭和10年春常子は高等女学校の4年生になります。
(君子)常子早くしなさい!もう何やってるの!ととに新学期の報告しようと思って。
あ…帰ってからゆっくりなさい。
ほら行くわよ。
は〜い。
行ってきます。
竹蔵が亡くなって4年。
常子が頭を悩ます問題が起こります。
三女の美子は父親がいない寂しさから心を閉ざし学校で孤立していました。
聖徳太子〜。
常子は美子のいいところを級友たちに分かってもらおうと張り切るのですが…。
でねでねでね私がお風呂入ってる時に「ああおなかすいた」ってつぶやいたら美子がこっちにお尻向けてこう言ったの。
「ほら桃があるよ」って。
あれ?ちっとも仲よくなんてなれないじゃない!もうとと姉ちゃんなんて信じない!
(泣き声)今のはかわいそうじゃない?とと姉も不器用なりに頑張ってくれてんだよ。
どうしたもんじゃろのぉ…。
思い悩む常子がふと思いついたのが町内運動会。
かつて父竹蔵が二人三脚に出場して優勝。
美子が大喜びしたのです。
美子の心を開こうと運動会への参加を決意します。
人生諦めが肝心だでぇ。
そうそう。
ちょびっとは妹見習えよ。
練習する常子たちを同級生がしつこくからかいます。
おい無視すんなよ!ほんっとしつけのなってねえ女だに!お前らの父ちゃしつけもろくにできねえのけぇ。
もういっぺん言ってみなさいよ!鞠ちゃん離して!さっさと棄権して俺らの優勝指くわえて見てな!ちょっと…。
待ちなさいよこら!何で止めるのよ!あんな事言われて悔しくないの?悔しいよ。
だったら…。
悔しいからこそ人前で大恥かかせてやりましょう。
絶対勝つわ。
次女の鞠子が感情をあらわにするこの場面。
演じた相楽さんには心に秘めたある思いがありました。
大原監督に「鞠子は青い炎だから」って言われたんですね。
確かに例えるなら青い炎だなと思って。
鞠子ってあんまり前に前に出て感情的にば〜っと怒る性格ではないんですけどとと姉は猪突猛進で赤い炎をメラメラ燃やしながら突き進んでいくんですね。
で鞠子は同じ熱量を持ってはいるんですけどちょっと一歩下がったところで同じぐらい青い炎を燃やして冷たい炎で怒っているっていう。
そこから鞠子の喜怒哀楽を演じる時とかにやっぱり青い炎を必ず自分の心の中に持って…。
軸があるんですね。
やってますね。
いよいよレース本番です。
ふじさんふじさん…。
ドン!
(茂雄正雄)いちにいちに…。
行け〜!頑張って!
(茂雄正雄)いちにいちに…。
(2人)ふじさんふじさん…。
ふじさんふじさん…。
ほら!ほら!いちにいちにいちにいちに…。
行け〜!
(2人)ふじさんふじさん…。
やった!抜いた!頑張って〜!
(2人)ふじさんふじさん…。
楽勝だな兄ちゃ!ああ!いいぞ!頑張りっせ〜!ちょっ…兄ちゃ!
(2人)ふじさんふじさん…。
正雄!一生懸命に走る常子たちの姿に美子は次第に心を動かされます。
(2人)ふじさんふじさんふじさんふじさん…。
とと!頑張れ〜!とと!とと!頑張れ〜!とと!頑張れ〜!
(2人)ふじさんふじさんふじさんふじさん…。
回想私小橋常子は皆さんのととになります。
じゃあとと姉ちゃんだ!よっちゃんにはかかも鞠ちゃんも私もいるでしょ?それに私とと姉ちゃんだよ。
頑張れ…。
頑張れ!とと姉ちゃん!
(2人)ふじさんふじさんふじさんふじさん…。
頑張れ!頑張って〜!とと姉ちゃん!頑張って!とと姉ちゃん!
(歓声)すごかったよ。
うれしくなった。
それにさっきね…。
おめえの姉ちゃんすげえな。
男の人に勝つなんてすごいじゃん!いいなああんなお姉さんがいて。
おらも欲しいな。
かっこよかったでとと姉ちゃん。
みんなととがいていいなあって思ったけど私もいいなあって思われる事あったんだね。
ありがと。
小橋家は振られたらやるっていうのが私たちの中で決まってて…。
恐ろしいルールですね〜。
「無理無理!」とか言っちゃ駄目なんですね。
そう。
「無理無理」って誰も言わない。
とにかく下手でも何でもやりきるっていうのは一歩踏み出すっていうのが小橋家の…。
そうですね。
「ちょっとローラちゃんやって」とか。
(ローラのまねで)は〜いローラだよ〜。
似てる!似てる〜!
(拍手と笑い声)そうやって遊んでるんですかいつも。
遊んでるんです。
DJみたいにやったりとか。
あと何かサーファーとか…。
何かこう姫奈ちゃんと2人で電車に乗ってる設定で2人で揺られてて「あれ?あの人木村多江さんじゃない?」みたいな…2人で。
「もしかして木村多江さんですか?」。
芝居とかをやるんですよ。
みんな限界に挑戦してるんです。
ギリギリまでいくと。
そうなんです。
今週もね夜中2時ぐらいまでっていうのが…2時半ぐらいまでやってたのかな。
3時の人もいたかな。
それが今週も何日もあったりとかしてみんな疲れ切ってくるんですね。
そうするともう笑うしかないっていう…。
でも笑いに変えていくには何か必要で。
「う〜んじゃ踊ってみる?」みたいな。
みんな「うん!」って…。
(大沢)逆に疲れませんか?でもとりあえず踊る。
それで笑う。
で笑って「私たちバカだね」って。
笑ってとりあえず「乗り切ろう」って言って。
小橋家は東京・深川に引っ越します。
お金に困り君子の実家材木問屋の青柳商店に身を寄せる事にしたのです。
(風鈴の音)お帰り。
君子。
ただいま帰りました。
祖母の滝子は常子を大層気に入り仕事に同行させます。
あの…私は何をすれば?黙って見てりゃいい。
はぁ…。
(客)よろしく頼むよ。
(大将)はい。
ありがとうございます。
青柳さんお待たせして申し訳ない。
(滝子)挨拶はいいよ。
支払いが遅れてるようだけどどうなんだい?払えんのかい?
(大将)それが少し待ってもらえないかい?ほう。
今手元には金がねえが近いうちに必ず…。
このとおりだ。
邪魔したね。
行くよ。
あ…はい。
お邪魔しました。
さようなら。
(小僧たち)ありがとうございました!
(大将)…さようなら。
(小僧たち)さようなら!
(滝子)どう思う?きちんと支払いができると思うかい?あ…きっと大丈夫だと思います。
なぜだい?とてもいい雰囲気のお店だったからです。
女中さんは礼儀正しいし掃除も行き届いていた。
大将の教育がしっかりしているからだと思います。
ちゃんとしたお店なら口先だけでごまかす事はないと思います。
そうかい。
滝子は常子の才覚を買って店を継がせたいと思うようになります。
常子はどうなりたいんだい?どう…とは?お前の年になれば分かれてくるだろう。
小学校を出て働いている子もいれば女学校へ行って更に上を目指す子もいる。
結婚し家に入る子もいれば職業婦人になる子もいる。
どうなりたいんだい?この青柳を継いでみたいとは思わないかい?考えた事もなかったです。
どんな仕事に就くのか自分がどう生きていくのかなんて考えた事もなかったです。
今の私はただ妹たちを嫁に出し家族を守る事さえできればそれで。
そうかい。
常子は本当にずっと人のため家族のためで来たから本当に将来自分が何をしたいか考えた事がなくてバシッて聞かれて。
常子はどうなりたいんだい?自分も将来があるっていうか自分がやりたい事をやるっていう選択もあるみたいな事にフッて気付かされて…。
そのあと雑誌を作っていくところにつながっていくきっかけの1個目っていう感じでそのきっかけがたくさんたくさん積み重なって今大人になったシーンを撮ってていろいろ自分で動き出してるんですけど。
だから最初に言われて「ああそういう道もあるのか」みたいに思った印象深いシーンでした。
母の君子と祖母の滝子との間に亀裂が生じます。
どういった御用でしょう?常子の事さ。
常子が何か?
(滝子)あの子はいい子だね。
頭もいいし機転も利く。
(君子)ええ…。
はっきり言うよ。
常子を清の嫁に迎え入れこの店を任せたいと思ってる。
浜松にいる私から連絡を受けた時から娘たちの誰かを清さんの嫁にしようとしてこっちへ呼び寄せたんですね。
違う!私はあの子たちには親の決めた生き方ではなく自分で選んだ生き方を歩んでほしいんです。
だから常子にお母様の思い描くような人生を歩ませる訳にはいきません!だったら出ていきな!ねえ。
はい。
ここでごやっかいになりましょう。
(鍋をたたく音)起きた起きた起きた!いつまで寝てんだ!いつまで寝てんだ!小橋家は弁当屋の森田屋に住み込みで働く事になります。
怒りっぽい江戸っ子気質の主人宗吉が罵声を浴びせます。
ちょっと!遅すぎなんだよ遅すぎ!はい。
あ?照代が10個むく間にあんた何個むいてんの?2個だよ2個!でもとってもきれいにむけてます。
あ?きれいすぎ!もっとチャッチャと動いてくれよチャッチャと!すみません。
残りの皮むき私がやるから。
君子さん遅すぎですよ。
君子さんが終わんないとあっしら詰められないんですよ。
すみません。
慣れてないからしかたないわよね。
慌てないでいちにいちにいちに。
もう少し急いで。
はい。
おいそんな調子でやってたら弁当届けるの明日になっちまうぞ。
お茶よかったらどうぞ。
ありがとうございます。
分からない事だらけですがよろしくお願い致します。
こちらこそ。
早く仕事に慣れて下さいね。
何分初めての事ばかりでご迷惑を…。
大丈夫。
早く慣れて下さいね。
(君子)えっ?慣れて下さいね。
早く。
…はい。
早く慣れてね。
はい。
常子たちは針の筵に座る思いでした。
(宗吉)バカ野郎!何でえこのうっすいみそ汁はよ!宗吉を演じたピエール瀧さん。
卵を焼くタイミングにめちゃくちゃこだわったそうです。
一応ねクランクインする前に料理人の方が来て下さって卵焼きのねあれやっぱ専門のやつですから焼き方をレクチャー受けて教わるんですよ。
で一応そう見えた方がいいだろうと思って自分でもそれ買いまして家で卵焼きを家で焼いて練習するようになったんです。
そしたらまあまあ上手に焼けるようにはなったんです。
炭で焼いてるんですよね当時って。
だから炭がある焼き台の上にあれを置いて焼くんでリハーサルの時にすごいいい炭入れてくれるんですよ。
「赤いいい色だな」なんつってジュ〜ッなんてやってこうやってリハーサル終わって「じゃ本番いきま〜す」とか言ってる間にちょっと間違ったりするじゃないですか。
照明ちょっと直しとかやってると。
どんどん炭の色が落ちてくんでこっちとしては早くしてくんねえかなっていう。
今炭がちょうどいいとこなのにそっちがボヤボヤしてるから炭が落ちちゃうだろバカ!みたいな感じになってくる。
あと一回こう卵を返したあとに次いい色んとこで返したいんですけどまたそこでもNG出たりとかいろんな事やってると卵が駄目になっちゃうだろバカ!みたいな感じで。
意見が料理人ですねもうね。
卵重視に!なっちゃいました。
王手と。
将棋を指すシーンにも細かい配慮がなされています。
何回か出てくるんですけれども毎回スタッフはきれ〜いに駒を並べてえ〜っとって見てるんであれ適当に並べてるんじゃないんですよね。
ちゃんと?はい。
今デジタルの社会ですから多分パチッと映った時に適当な棋譜だと多分見てる将棋分かる人は白けるんじゃないですかね。
だからスタッフがちゃんとした棋譜を持ってきて一番クライマックスの本当「王手」って言っていいところをセッティングしたやつを並べてあるんですよ。
すごい。
「瀧さんこう打って下さい。
次は鶴太郎さんがそこ取ったら次ここで王手です」って言われるからセリフ以外に打ち手も覚えなくちゃいけないんですよ。
なるほど。
ちゃんと手が決まってんですねあれ。
だからそこまでこだわる必要あんのって思ったんですけど「やっぱそういうとこもちゃんと『朝ドラ』のファンの皆さん見て下さってますから」って言うからそれもやるんです。
ある日森田屋で事件が起こります。
・ふざけんじゃねえぞ!謝りゃいいってもんじゃねえんだよ!全く冗談じゃねえ!おわびのしようもございません。
お代はそっくりお返し致しますので。
当たりめえだろ!フンッ!高い金払って安い弁当つかまされりゃ怒るのも無理ねえよ。
弁当を取り違えて常子たちは高級な松を注文した客に安い竹を届けてしまったのです。
一軒一軒謝罪して回ります。
すみませんでした!すみませんでした!本当に申し訳ありませんでした!すみませんでした!すみませんでした!謝って済むか!とっとと帰れ!やっと終わってほっと一息。
突然常子が思わぬ事を言いだします。
やっぱり行きましょう。
え?お客様に謝りに。
(長谷川)謝りには行ったんだろ?伺ったのは竹のお弁当を届けてしまったお客様にだけです。
間違えて松のお弁当を届けたお客様にも謝らなきゃいけないと思います。
どうしてだよ。
だって安い竹の値段で高級な松が食えたんだぜ。
得してんだからさ謝る必要なんかねえだろ。
そうですかねぇ…。
(長谷川)うん。
でも森田屋の竹のお弁当がどうしても食べたくて頼んだ方もいらっしゃるかもしれないじゃないですか。
ほら長谷川さんがこの店のシベリアを恋しく思うみたいに。
昔大切な人と竹のお弁当を食べた思い出があってどうしてもまたあのお弁当が食べたいっていう方もいらっしゃるかも。
どうしたんです?大変申し訳ありませんでした。
私どもの不注意で竹のお弁当をご注文頂いたお客様に間違って松のお弁当をお配りしておりました。
別にいいのに…。
本当に申し訳ございませんでした。
そんな事でわざわざ?バカ野郎!何考えてんだ!やっぱりどやされた…。
てめえは黙ってろ!すいません…。
常子。
どうして松を配った人にも謝りに行ったんだい?そういう心意気が大事なんじゃないかなと思ったんです。
たとえこちらが損な目に遭うような事があっても間違った筋は通しちゃいけないっていうか…。
長くお店を続けていく上でそういう事が大事なんじゃないかなと思ったんですけど…。
気に入った!あんた分かってるじゃないか。
はぁ…。
店をやるって事はそういう事が大事なんだ。
目先のもうけにとらわれていたらいずれ足すくわれる。
フフフフ。
明日からもみんなよろしく頼むよ。
はい!頑張ります!まだだから彼女15歳ぐらいだよね?15歳の少女がそういう事を考えるっていう。
ものすごく大人になっていくという。
あそこはね本当に私は「あ〜なんて常子っていい子なんだろうな」って本当に思ったシーンであの日から私は常子の事を孫だというふうに思うようになったシーンですね。
やっぱ常子って自分がやってて思うんですけどゆくゆく社長になって起業していく人だから…普通はそういうふうにならないとか普通はそう思っててもできない行動に移せない事をやっぱやれちゃったりとか人との距離の詰め方の早さとかそれがちょいちょい行き過ぎてる感じがやっぱ人と違ってすごいって思うので。
ここもやっぱり思ったしそこからでもそこまで森田屋さんすごい居心地悪かったんですけどそこからみんなちょっとずつ優しくなって楽しくなってったような感じでした。
森田屋のまつと青柳商店の滝子は犬猿の仲。
その丁々発止のやり取りが見ものでした。
80年も続く老舗に失礼な事言っちゃいけないよ。
うちは200年しか続いてないんだよ。
いつも本当にすてきなお召し物で。
アハハハ。
若作りがお好きなのか…。
アハハハハ!七五三かと思いましたよ。
アハハハ!まつさんこそそのお召し物すてきですよ。
今度教えて下さいな。
どこで拾ったのか。
(2人)アハハハハハハ!嫌み合戦っていうんですか?すごく絶妙じゃないですか。
どういうふうに撮影に臨んでるとか何かあるんですか?なるべくね…なるべくお話ししないようにしてリハーサル本番に臨むみたいな。
じゃあ設定どおりに何となく距離取ってたんですね。
取ってました。
すごいねこれは。
さあ高畑さんから見ていかがですか?このお二人の掛け合いっていうのは。
もう現場行くの楽しみでしたね。
見てて楽しいですか?やっぱり。
今日はどんな言い合いするんだろうみたいな。
でも最初の言い合いロケか何かでやってたんですけどその時からもう息ぴったりで。
高笑いのタイミングとか。
あっ2人完璧だと思って。
すごい楽しく見てました毎回。
あらまあわざわざ見送りお暇ですこと。
いやぁ仕事で通りかかっただけですの。
それよりおけがの方は平気ですの?けが?ええ。
おでこに何やら深い傷が。
あっしわか。
雪が積もって大変でしたねえ。
雪?頭の上が真っ白。
あ〜白髪か。
(まつ)ハハッ…ハハハハ!
(笑い声)瀧さんもそんな気持ちで楽しんでたんですか?僕掛け合いのところは全然見てなくはないんですけどそんなに直では見るシーンが少なかったんですよね。
だからオンエアで見てて……って感じありますよね。
火がボ〜ッと出てる感じの。
見えましたか?もう。
昭和12年春。
常子はタイピストとして就職します。
今まで祖母の滝子に学費として借りていたお金を返済し始めます。
確かに。
ああ〜!ひと仕事終えた〜!何だい大げさだねえ。
アハハハハ…。
(隈井の泣き声)お前もだよ隈井!はじめでもらっだぎゅうりょうを…。
分かった分かった分かった。
分かった!はぁ…。
これで名実ともに「とと姉ちゃん」ってやつになったんだねえ。
常子は一家の大黒柱って事だよ。
大黒柱…。
更に常子は中断していた月に一度のお出掛けを再開しようと提案します。
あれ再開しません?
(3人)あれ?月に一度のお出掛け。
ほかの家訓は続けられたけど毎月お出掛けするような余裕はなかったからずっと気になってて。
どうでしょう?これを機会に再開してみませんか?いいわね。
うん。
フフフフフ…。
よかった。
ねえよっちゃん。
今日はおばあ様の家に寄り道しないで帰ってくるのよ。
期末試験も近いんだし試験に向けてしっかり勉強して備えないと。
分かってる。
好きな縫い物もいいけどちゃんと勉強頑張ってよ。
うん分かってる…。
うん。
ある日三女の美子は滝子から縫い物の手伝いを頼まれます。
お茶でもいかがですか?一服。
ありがとうございます。
お出掛けの約束の時間になりましたが美子は一向に姿を現しません。
だけどはぐれたらよっちゃんかわいそうだし…。
私たちはあっちを。
じゃあ俺たちは向こうを。
お願いします。
美子。
帰ってたのね。
私たちずっと待ってたのよ。
ごめんなさい。
だけど終わらなかったんだもん。
お駄賃頂くんだからちゃんとやらなきゃって。
お駄賃のために家訓破ったの?そんなにお駄賃が欲しいの?おやつ買うとか無駄遣いしかしないのに。
一方常子も仕事に忙殺されてつい家訓を破ってしまいます。
寝坊して朝食を家族と一緒に食べられなかったのです。
常子起きたの?朝ごはん早く食べてきちゃいなさい。
朝ごはん?えっもうみんな食べたの?もう食べたよ。
とと姉ちゃんだって同じじゃない。
うん?偉そうに「家訓は守れ」って言うくせに自分だって守ってないじゃない。
美子?しかたないでしょ。
お仕事終わらなかったんだから。
へえ〜仕事なら破ってもいいの?都合いいのね仕事って。
なんて事言うのよ。
私が誰のために働いてると思って…。
もう!そういうのが息苦しいの!いつも家族のため家族のためって言うけどそれを言われる身にもなってよ!私はもっと自由にやりたいの!とと姉ちゃんだってさ…。
いい加減になさい!常子の気持ちも考えないで勝手な事を…。
私だけじゃないよ。
まり姉だって言ってるもん。
このシーンの舞台裏を母の君子を演じる木村多江さんが明かしてくれました。
そしたらうわってやっぱりぶつかってきてたたいたあとの花を見たら私後ろを向いて映像には映ってないんですけど私もジョボジョボ泣いてるんですよ。
今これ見たシーンは私の中でも大事にしてて結構撮影…私がクランクインしてから1か月ぐらいたっての撮影だったんですけどやっぱりそれまで現場に入ってても何か不安でずっと。
ちゃんと家族でいられてるのかなっていう。
1か月たっても?はい。
でもこのシーンやる直前にかかがおっしゃってたようにたたくけどごめんねって言って下さって。
何かすごくそれが…あっできるって思ったんです。
もう今では本当に家族みたいにかかも含めて4人で本当に仲よくて。
その後常子は美子が縫い物をする本当の理由を知ります。
フフフッ。
あの子お駄賃もらうと必ず私のところに持ってくるんだよ。
学費の返済に充ててほしいって。
少しでも常子の負担を軽くしたいって。
あの子なりに役に立ちたいと思ってるんだよ。
ひどい事言ってごめんなさい。
私もいろいろごめんなさい。
とと姉ちゃん。
ん?はい。
これよっちゃんが?だってとと姉ちゃん自分のお洋服なんて随分買ってないでしょ。
せめてマフラーくらいは新しいのしてほしいなと思って。
フフフ。
フフッ。
ありがとう。
とと姉ちゃん三姉妹は食べる事が大好き。
休日も一緒にお出掛けしているのだとか。
食いしん坊。
食いしん坊。
かかも含め。
本当そうなんですよ。
いろいろお薦めを連れていってもらったりとか行った事ないとこどんどん開拓していって。
かき氷について詳しいと?私はかき氷好きで。
そのかき氷食べているお写真こちら。
いいですよこれ。
ほら仲よさそうなまた!また3人で1個みたいな事言ってるけど本当は食べてるんでしょ?1人1個。
本当は!
(笑い声)結構シェアするのが多くて。
3種類頼んでみんなでちょっとずつ食べたりとか。
楽しそう。
おいしかったですか?かき氷はみんなで。
おいしかったです。
やっぱりおしゃべりしながら?はい。
3人でかき氷食べに行ったあとに公園に行こうよって言ってシャボン玉しました。
え〜かわいい!三姉妹で?いいですね〜。
あととと姉は公園でお昼寝してて。
お昼寝?私とまり姉がシャボン玉してたりとか。
公園で昼寝してるの?高畑さん。
いいな〜!いい三姉妹だね本当に。
幸せ!終戦から半年。
国民の生活は困窮していました。
闇市に出かけた常子はある光景を目にします。
新しい雑誌入ったよ!早いもん勝ちだ〜!
(美子)カストリ雑誌でもあんなに…。
(鞠子)今は内容どうこうより本全般が売れてるらしいわ。
(君子)みんな娯楽に飢えてるのね。
常子は出版社を起こそうと思い立ちます。
女の人の役に立つ雑誌を出版しようと思って。
(美子鞠子)は?さんざん悩んだんだけど人生賭けてみようと思って。
(鉄郎)うんよく言った。
それでこそ俺の姪だ。
人に使われてるうちは金持ちにはなれねえからな。
はい。
ごちそうさま。
ちょっと叔父さん!で…どう?私たち3人でやってみない?
(2人)えっ?私たちも?うん。
一緒に?うん。
そんないきなり言われても。
ねえかかもとと姉ちゃん止めて下さい。
私は…。
応援します。
(2人)えっ?小橋家三姉妹の雑誌作りが始まりますがすぐに行き詰まってしまいます。
…111213141516。
全部で716冊。
ほとんど残っちゃったね…。
そこで常子が助言を求めたのが天才的な編集者花山伊佐次です。
お邪魔しております。
お力を貸して頂けないでしょうか。
(花山)力など貸さん。
帰れ。
あの…せめてこの雑誌の駄目なところを一度だけでも見て頂けませんか?駄目なところしかない。
そんな見もしないで…。
たまたま闇市で買ったんだ。
えっ?どうして…。
そうなんですか?買った事を後悔したよ。
何を見せたいんだ?文章か?洋服か?テーマは何だ!?どのページを見ても同じような割り付けで飽き飽きする。
紙も劣悪で手触りも悪い。
こんなものに7円払うならちり紙を100枚買う事を勧めるね!そもそも君は読者を想像できていない。
外国人や一握りの令嬢が着るような浮世離れした服を載せて何になる?周りを見てみろ!焼け野原の中食う物も着る物も最低限しかない中で生きてるんだ。
作り方を載せたところで材料などどうやって手に入れる?型紙も載せないで読者が本当に作れると思うのか?花山の才能にほれ込んだ常子は編集長になってほしいと懇願します。
かたくなに断られても何度も足を運び説得し続けました。
なぜできると言い切れる?根拠はありません。
でも私が花山さんと一緒にやってみたいと思ったんです。
もし豊かな暮らしを取り戻すきっかけとなる雑誌を作れるのなら…。
私となら…必ずできます。
始めましょう。
新しい雑誌作りを。
あの2人は何をしている?えっ?あっ鞠子と美子ですか?多分今家で…。
バカ者!一瞬たりとも遊ばせておくんじゃない!四六時中雑誌の事を考えさせておけ!すみません。
全く明日からが思いやられる!お力を…貸して頂けるんですか?君は家族思いだから孝行娘の手伝いをしてやるだけだ。
君らのためにペンを握ってやる。
ありがとうございます!本当にうれしいです。
終戦の日以来初めて他人の…それも女性の言葉を信じてみたくなったんだ!でしたら…私も人生を賭けます。
私も自分の人生の全てをかけて新しい雑誌を作ります。
ハハハハハ。
分かった。
よろしくな。
常子さん。
「さん」だなんてそんな…。
君は社長だ。
「君」という訳にはいかんよ。
はい…。
よろしくお願いします。
花山さん。
ああ。
こうして庶民のための雑誌「あなたの暮し」が誕生しました。
更に出版社にもう一人強力な助っ人が加わります。
ええ。
水田といいます。
こんにちは。
お嬢さん呼び止めてくれてありがとう。
いえ。
はぁ…。
失礼します。
あっ水田さん。
(花山)動くな!まだ終わってないぞ。
経理担当として水田正平は大いに出版社をもり立てていきます。
え〜っ!鞠子さんのお母さん…。
あ〜っ!あっ…。
ごめんなさい!すみませんすみません!
(一同)あっ!おおいいぞ。
(水田)すみませんすみません。
そのままでいいぞ。
そのまましゃべり続けなさい。
これからの「とと姉ちゃん」ますます楽しみです!はい!踊りたまえ。
お…踊る?踊りたまえ!踊りというのはちょっと…。
(花山)早く踊れ!
(水田)あっ!「とと姉ちゃん」をご覧の皆様今後は常子の社長としての活躍と…。
出版社に巻き起こる事件。
そして恋。
恋?恋?放送はまだ2か月たっぷりありますので最後までお楽しみに!2016/07/30(土) 13:50〜14:50
NHK総合1・神戸
土曜スタジオパーク「とと姉ちゃんスペシャル」[字]

「とと姉ちゃん」スペシャル。ドラマの撮影秘話、そして出演者たちの素顔が明らかに!高畑充希 相楽樹 杉咲花 木村多江 ピエール瀧 秋野暢子 伊藤淳史ほか

詳細情報
番組内容
「とと姉ちゃん」スペシャル。土曜スタジオパークに出演していただいた小橋家の高畑充希さん、相楽樹さん、杉咲花さん、木村多江さん、森田屋のピエール瀧さん、秋野暢子さん、そして三姉妹とともに出版社で働く伊藤淳史さんのお話をダイジェスト版でお届けします。これまでのストーリーをふり返りながら、撮影の裏話、出演者たちの素顔もたっぷり紹介します。
出演者
【出演】高畑充希,秋野暢子,ピエール瀧,木村多江,相楽樹,伊藤淳史,杉咲花,【司会】ビビる大木,足立梨花,中野淳,【語り】鈴木麻里子
キーワード1
とと姉ちゃん

ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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