ブラジル テロ企てた疑い 17歳少年を逮捕

ブラジル テロ企てた疑い 17歳少年を逮捕
リオデジャネイロオリンピックに出場するサッカー日本代表が,、オリンピック前の最後の強化試合を行った中西部の州で、17歳の少年がテロを企てていた疑いで逮捕されました。
ブラジルの警察当局は29日、中西部のゴイアス州に住む17歳の少年をテロを企てていた疑いで逮捕したと発表しました。
警察当局は逮捕容疑の詳しい内容を明らかにしていませんが、地元のメディアは捜査関係者の話として、少年が過激派組織IS=イスラミックステートに関するアラビア語の書き込みを、ポルトガル語に翻訳してインターネット上に拡散させていたと伝えています。
また、少年は以前、家族とアメリカに住んでいましたが、去年、国外退去になったということで、地元メディアはISとのつながりが疑われたことがアメリカを国外退去になった一因だったと伝えています。
この少年は、テロを企てていた疑いで今月拘束されたブラジル人12人と、連絡を取っていたことから、捜査線上に浮上したということです。
ゴイアス州は、リオデジャネイロオリンピックに出場するサッカー日本代表がオリンピック前にブラジル代表と最後の強化試合を行った州で、ブラジルの警察当局はオリンピックを間近に控え、テロへの警戒を強化しています。