脱毛

よく巷では創業後3年で90%の会社が倒産する…

と言われています。

このことからもわかるように、会社を経営して存続させていくということは大変難しいことです。

それは、もちろん脱毛エステサロン業界にも言えることです。

ここ数年でも、大手、中堅、と呼ばれ聞き覚えのあるところが何社か相次いで倒産したというニュースを耳にした人も多いのではないでしょうか?

さらに、小規模経営、個人事業主レベルまで入れれば、その数は相当数になっています。

「もし、通っている脱毛エステサロンが倒産してしまったら…」

今回は、そんな時のためにも、倒産してしまった時の対処法、また、危険なサロンを見分けるポイントなども合わせてお伝えしていきます。

もう、数年前のことになりますが、現在脱毛サロン業界では最大手と言われている「ミュゼプラチナム」が、”経営破たん、つまり倒産するのではないか?”という噂が広まったことを知っている方もいるかと思います。

詳しい内容はここでは割愛しますが、結局は子会社にし、その後は黒字転換、現在は経営破綻の危機を逃れたと言われています。

ただ、

この一件が起こった時にはネット上などでも話題になり、ミュゼで脱毛を受けている会員様が相次いで解約をし、一時期、客足が一気に減るということもありました…。

このことからもわかるように、いくら大手と言えども、経営がうまく回らなければ倒産するリスクがあるということはおわかりになるかと思います。

そこで、今回は「もし、自分が通っているサロンが倒産してしまったら…」ということや、「危険な怪しいサロンを避けるためにチェックすべき3つのポイント」などをお伝えしていきます。

脱毛サロンが倒産!その時取るべき行動は?

悩む女性

「料金を一括払いして、さぁ!脱毛するぞ!」

…と意気込んだ矢先、脱毛エステサロンが倒産してしまったら…。

せっかく勇気を出して高いお金をだして契約したのに、いきなり倒産…なんてこともあり得ないとも言い切れません。

そんな時にまず、どんな行動を取ればいいんでしょうか?

脱毛エステサロンが倒産してしまった時の対処法

  1. 代替サービスを利用する
  2. 支払いを停止する
  3. 債権者名簿に名を連ねる

一つづつ詳しく見ていきましょう。

① 代替サービスを利用する

自分が通っている脱毛エステサロンが倒産してしまったとしても、他のサロンで同等のサービスが受けられる可能性があります。

エステティックサロン業界の団体である、『日本エステティック業協会』というところがあります。

そこに、支払い済みであるにも関わらず、倒産してしまったということを伝えることによって代替として、他のサロンで施術を受けられる場合があります。

しかし、

サロンの形態も違いますし、全く同等のサービスを受けられるということはありません。そして、上限も30万円ときめられています。

さらに、この代替サービス自体も受けられることが稀である…とも言われています。

② 支払いを停止する

カード決済を選択して、分割払いにしている場合は、カード会社(信販会社)に連絡し、通っているところが倒産した旨を伝え、すぐに引き落としをストップしてもらいましょう。

これはクレジットカード利用者が「抗弁権」という権利を持っているため、適応させるケースが多いようです。

「抗弁権」の内容

  1. 商品の引き渡しがなく販売会社が倒産した場合
  2. 見本やカタログが示された商品と引き渡された商品が違う場合
  3. 商品や不良品や隠れた瑕疵(かし)があった場合

脱毛サロンの倒産の場合、①のケースに該当することになりますので、支払いを停止してもらえる可能性が大きいです。

③債権者名簿に名を連ねる

こちらは破産管財人に連絡し、適切な手続きをしなければなりませんが、債権者名簿に名を連ねておくこともできます。

これは、すでに料金を払っている脱毛エステサロンに対して、サービスが続行できないため、あなたが債権を保有したことになり、債権者である。ということを証明するための手続きです。

もし、万が一返金や保証があった際に、「自分は債権者でそれを受け取る義務がある」ということを明確にしておくための処置になります。

個人で出来ることには限界がある…

このように倒産がわかったら個人レベルでやれることはいくつかありますが、どれもこれも基本的には払ったお金が返ってくる望みはほぼないと思っていた方がいいでしょう。

「倒産したら、ほとんど泣き寝入りするしかない…」

そう、思っていた方がいいかもしれません。

倒産するかも…チェックすべき3つのポイント

説明する女性

そうならないためにも、倒産しないサロンを選ぶことが大切になります。

…とはいうものの、今までに倒産してきた大手、中堅サロンも「前回行った時には普通に営業していたのに、急に突然…」というケースが往々にして見受けられます。

なかなか、倒産しそうな会社を見分けるというのは簡単なことではないですが、現場レベルでチェックできるところはいくつかありますので、お伝えしていきます。

① 現金払いを進めてきていないか

結局のところ、会社が倒産するということは、資金繰りが滞ってしまうのが主な原因です。

例え、赤字であっても資金が回っていれば会社は存続出来る可能性は残ってしますし、逆に黒字でも資金が回らなくなったら黒字倒産するといった自体も起こるわけです。

つまり、

会社が倒産の危機にあるときは、資金繰りがきつくなったきている時です。そんな時にどうするのかというと、とにかく目先の現金収入を回収したがります。

要するに、現場(サロン)での現金売上ということですね。

カード決済ですと、入金されるのが来月とかになってしまうので資金繰りが厳しくなります。

なので、「現金払いのお客様には〇〇プレゼント」などのキャンペーンをやりだした時は注意が必要かもしれません。

② 広告費を削っていないか

特に脱毛エステサロンのような業界は、広告費に膨大な資金を使っていると言われています。

電車などのつり革広告でも、よく見かけますよね?

また、インターネットの中でも、よく見かけることが多いかと思います。大手の脱毛サロンになると広告費だけでも月に3,000万ほどかけていると言われているほどです。

このように特に、脱毛エステサロン業界では広告をバンバン打ってのアピール合戦なわけですが、企業自体の力が無くなってくると、まずはじめにこの広告費にかかる費用を削減すると言った動きが見られます。

そのため、「ちょっと前まではよく広告見たのに、最近あまりみかけなくなったなぁ」と、いうような場合にも注意が必要かもしれません。

③ 過度な勧誘やキャンペーンが怪しくないか

最近の脱毛サロンなどでは「一切、勧誘しません!」と打ち出しているところもあるように、勧誘はほとんどしないというのが、主流になってきてはいますが、そう言ってるだけで、説明を踏まえて上手いこと口車に乗せられてしまう…ということも少なくありません。

結局、広告などにお金がかけられなくなってくると、新規客が減るため、必然的に既存客の客単価アップを図ろうとすることもありえます。

「最近、よく説明してくるなぁ」という時や、お得に見せかけておいて、実はお得ではないキャンペーンなどを打ち出してくるようになった時は注意が必要かもしれません。

倒産リスクを減らすためにはどうすればいい??

脱毛サロンに行く必要性

前の項では、倒産の危険を察知するためにチェックすべきポイントということでお伝えしてきましたが、正直、これらに注意していたとしても、企業の内情まで把握するのは難しいことでしょう。

多くの人が「まさか倒産するとは思わなかった…」と思うように、誰しも、倒産するかも!?と思ってサロンに通っている人はいないとはずです。

ただ、

見破るのは難しいと思いますが、リスクを軽減するためことは可能です。

カードならローン払いを!

先程も言いましたが、カードで一括払いをすると万が一倒産してしまった時に、例え施術回数が残っていても、戻ってくることはほとんどありません。

残り1回とかで、こうなってしまったら諦めはつくかもしれませんが、まだ始めたばかりでしたら、悔やんでも悔やみきれませんよね?

なので、

カードでの一括払いはオススメできません。

カードで払うのであれば、分割払いにすることをオススメします。分割払いであれば、最悪倒産してしまっても、残金が4万円以上であれば、その後の支払いは停止することがほとんどの場合、可能です。

ただ、

分割払いですと、金利や手数料がついてしまいますよね?

そこでオススメなのが、都度払い、または月々払いなどを利用する方法です。

どんなサロンがオススメ?

「一括で払って倒産してしまった…」そして、お金が返ってこない…。

となってしまわないためにも、「都度払い」や、「月々払い」を活用することをオススメします。

月々払いや都度払いがあるオススメサロン

サロン名 月々の目安 備考
シースリー 7,000円(税込) 「顔」or「I,O」どちらか選択
銀座カラー 顔なし:
10,692円(税込)
顔あり:
13,392円(税込)
分割、金利手数料負担なし
キレイモ 10,260円(税込) 顔、VIOも含む
脱毛ラボ 4,298円(税込) 顔、VIOも含む

※サロン名タップで各公式ページヘ移動します。


※金額は2016年6月現在のものです。料金が変わっていることもありますので、詳しくは各サロンにお問い合わせ下さい。

シースリー

シースリーは、月々7,000円で回数期限は特に決まりがありません。

つまり、やめたい時にやめられます。

特に、「剛毛で指定した回数を脱毛しても効果が感じられず、追加する羽目になった…。」ということが起こりませんので、指定した回数以内に終わるか不安な剛毛さんにはオススメなサロンです。

⇒ シースリーを詳しく見てみる

銀座カラー

今回こちらには全身脱毛のコースをご紹介しましたが、銀座カラーの場合は、いろいろな部位脱毛の月々払いコースが豊富に揃っているのも特徴です。また、少し割高にはなってしまいますが、その都度払う「都度払い」があるのも銀座カラーの特徴です。

また、

全身脱毛においてもスピードコースがありますので、年間に全身6〜8回脱毛するということも可能です。

倒産のリスクを考えても短い期間に終わったほうがそれはそれでいいですよね。

⇒ 銀座カラーを詳しく見てみる

キレイモ

キレイモは全身脱毛に特化しているので、部分脱毛だけ…というコースはありませんが、全身脱毛で顔もVIOもすべて含まれているので、はじめから全身脱毛をやりたい人にはオススメなサロンです。

さらに、基本は2回の来店で全身1回を終わらせる感じになりますが、1回の来店で全身一回終わらせるコースもありますので、魅力的です。

⇒ キレイモを詳しく見てみる

脱毛ラボ

脱毛ラボは月々払いがかなり破格の安さになっています。

このぐらいの料金でしたら学生でも払えるぐらいで嬉しいですよね!

ただ、

こちらのコースの場合は1月に全身の1/6ずつを脱毛していくことになるので、1年でようやく全身2回が終わるといった感じになります。なので、長い期間かかるという意味ではそれなりのリスクがあるとは言えそうです。

ただ、その他のコースでは約1年で6回脱毛できるコースなども用意されてるので、時間をかけたくない人にはそちらがオススメかもしれません。

⇒ 脱毛ラボを詳しく見てみる

まとめ

脱毛

企業がビジネスとして運営している以上、倒産のリスクというのは少なからずどこでもあります

脱毛サロン業界でも今までに中堅・大手の脱毛サロンが倒産してしまったこともあります。

「自分が通うところは大手だし、大丈夫だろう」と安易に考えすぎずに、少なからずこのようなリスクがあるということは覚えておいて下さい。

また、

万が一倒産してしまった!ということになっても大丈夫なように、リスク軽減として「月々払いの支払いにする、カードなら分割払いにする。」などの方法にしておけば万が一があった時でも痛い目をみなくて済みますので参考にしていただければと思います。