朝、たまにはゆで太郎以外のお蕎麦をと、神田下車。
かめやに向かうも、何となく「そう言えば、近くにもう一軒、あったはず」とJRの高架を北上して、つぼみ家神田東口店へ。
ひっきりなしにお客さんが出入りしている一人として入店、二階はテーブル席中心、一階が立ち食い、簡易とまり木のあるスペースもあります。
メニューは非常に分かりにくいのですが、なんとか目当ての料理を探して食券を買い、奥の厨房兼受付で「もり」をお願いします。
どの料理も、もりそば、かけそば、ひや(ぶっかけ)に対応されています。
食券を渡すと、一人前づつお蕎麦を茹でるので「4分お待ち下さい」と断りが入ります。
店内のカレンダーには日毎のサービスが書かれていて、10杯分の料金で11杯の回数券も販売されていたりします。
程なくしてかき揚げ390円、もり蕎麦は天つゆ付きの小諸そばスタイル。
お蕎麦は江戸切りではない僅かに太め、製麺の説明は見つけられませんでしたがかなり美味しい、辛めを抑えた蕎麦つゆととても良く合います。
締めた温度も冷た過ぎずでちょうど良く、この地でこのお蕎麦をこの値段で食べられるのは嬉しいです。
かき揚げには天紙が敷かれていて、箸を差し入れるとサクッと割れ、甘さを抑えた天つゆに浸けて食べるとこれまた美味しい。
野菜は長ネギ、玉ねぎ、ニンジンなどですので、食材そのものの味というより、揚げ方でとても美味しく感じました。
ご馳走様でした。
夜は仕事を終えてぶらぶらと六本木へ、どこか高級なんちゃらに行かれるといいのですが、完全アウェイは月に一度くらいにしておきたい。
それなりに呼び込みがいて、全く無駄に見えて有効だからやっているわけで、まあ引っかかった経験が無いわけではないし。
もちろんラーメン、博多一風堂六本木店@六本木(港区六本木)(ホームページ)。
今夏のつけ麺は二部構成、店舗限定で先行販売されているので、公式サイトで販売店舗を確認しての訪問。
店内満席で、しばし店先で待ってからの入店、手前が厨房とカウンター8席、奥に大きなテーブルを囲む18席。
テーブルには盆栽があしらわれていて、店舗ごとの和の表現、私が一風堂に訪問するときの楽しみの一つです。
先ずはビールで今夜は六本木で一人お疲れ様会♪
世の中的には水曜日ですが、私の中では金曜日、ウキウキよりもグッと拳を握る心持ち。
つまみは安定の辛モヤシ、紅生姜ではなく辛子高菜を合わせて美味しくいただきました。
今日もビールは一杯で止めてラーメン、もちろん限定販売の東京太つけ麺880円、口頭注文すると「太麺ですのでゆで時間が4分掛かります」と断りが入ります。
太麺は乱雑に盛り付けてあるようで麺と麺がくっ付かない気配り(多分)、いぶし銀のように光る麺肌に吸い込まれるように箸を、つけ汁とは少しづつ馴染んでいきます。
スンゴク美味しい訳ではなく、普通より少し美味しいくらい。
火傷しそうなほど熱い清湯の豚骨ダシで構成されたつけ汁、魚介出汁で味の釣り合いを合わせ、濃厚とは真逆の立ち位置でありながら、薄味には感じません。
旨味も程々で、これは美味い!と飛び上がることなく、さりとてじんわりと伝わることもなく、ただここに旨味があるだけ。
小振りのチャーシューは肩肉とばら肉でそれぞれ一枚、半身の味玉、板海苔と青ネギ、そして天かす。
麺を食べ終わったらスープ割、器ごと引き取って継ぎ足してくださいます。
どんなラーメンフリークでも一刀両断できるほどの力がありながら、「一度は食べてもらえますように」の控えめの味付けと値付けが素晴らしい。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
六本木から新宿は大江戸線で一本に思えて、駅までの距離が物凄く長いので、一回乗り換えた気持ちにさせられますね。
今日はどこにもよらずに帰宅。
御生誕おめでとうございます。
これからも素敵な食レポ、考察、自演を期待しています。
楽しい旅行の最中でしょうから、返信などは落ち着いてからで構いません。
楽しんでください。
お祝い、ありがとうございます。
何とか戻ってきましたので、これからゆっくり、ブログを上げることにします。
>いぶし銀のように光る麺肌に吸い込まれるように
とありますが、お写真を見る限りいぶし銀とは真逆の方向に見えますが、ふらわさんは具体的に麺のどのような特徴からそのように思われましたか?
「いぶし銀のような」とは主に人の内面的な事に使われている事しか知らず、物の外面的な表現で使われたのを初めて見ました。
具体的にどのような外見に使われるのか知りたいので是非お教え下さい。