れむです。
最近、プロブロガーの記事が炎上していた件について、大卒フリーターの立場から思ったことを書きます。
ついでに、一部、れむ撮影の風景写真でも見ながらお楽しみください。
大学中退を推奨!?
きっかけは、この内容。
「あんな講義に学費を費やすのも馬鹿馬鹿しいからだるかったし大学辞めちゃったぜ!だから悩む学生さんも、辞める選択肢も考えとけよ!わっしょい!」
という内容ですよね。
言いたいことは分かります!
そりゃ、向いてない人はいる。
私は、正直向いてない方。
だいたい、点数稼ぎを楽しんだ結果入学しただけなんで。
1、2年生までは
講義つまんないな
親に申し訳ないな
と思って惰性で出席点を稼いで、遊ぶ金欲しさに
バイトへ行く日々でした。
自分の好きな研究を見つけて
一定の期間だけでも没頭できるなら
大学に行ってもいいと思うのですが……
私はそこに至る前に、卒業してしまいました。
大学を出た見返りは?
残念ながら、私は大学を出てたところで得た
自分の「売り」が何なのか、分かりません。
そんな高尚なものがあったら
ふらふらとフリーターしていませんw
大学の経験を活かしきれるほどの頭と行動力は、私にはほぼゼロです。
それをそのまま社会に出て活かせるものというのも、日本においては狭き門でしょうが。
ただ、私ができることは、このブログのネタにすることだけです。
フリーターですし、大学行ってなくたって
今の生活は、ほぼできます。
最近始めた日本語チューターだって、日本語を教えられれば学歴は関係ない。何を隠そうネイティブジャパニーズですから、中卒だってできますよ!
飽き性で落ち着きがない私には、染まれないような会社のカラーに適応することが求められる正社員は、向いていません。
性格を、環境に適応させるならば却ってその方がいいのかなと思っています。
だから、はたから見たら
「れむには大学なんて勿体無かった」と思われます。
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でも、大学を出て良かった。
辞めないで良かった。
自己満足って言われたらそれまでだけど
何らかの得るものはあったかなと思います。
ちょっとやそっとで凹まなくなった
大学では、成り行きで新しいことを始めることになりました。
それは、サークルの運営。
失敗した、と凹む時もありました。
弱冠5名の限界集落(サークル)を引き継ぎました。
先輩から声をかけられた時、自分にできるのか…と不安に駆られつつ
スペインとポルトガルをふらついていて、新歓が遅れました。笑
チクショーやっちまった!
スケジュール管理が下手くそ!
と、小一時間自分を責めました。
そんな中でブログとロゴを作成し、
同期の助けを借りながらかれこれ集客できました。
段取りをうまく取れなかったり、グダクダな島合宿で船に遅れそうになったり…
幹事長の荷をなめていました。
それでも今はそこそこ大きなサークルになりました。というのも、引き継ぐ人たちが、何倍もしっかりした運営をしてくれたからです。
その過程では、悩む前に動く癖がついて、細かいことでへこたれなくなりました。
サークルって、職場よりも利害関係は少ないけど、
責任は負うことになるので、その環境も良かったんだと思います。
私は失敗が多いし、落ち着きがありません。
仕事の見積もりや値段の桁を間違えることも多いです。
でも、モラトリアム期間に
事前に失敗経験ができていたから、
立ち直りも早くなりました。
結果、会社クビになっても地面這いつくばって生きてます。
辞める奴は言われる前にとっくにやめてます。
大学中退者は、どの大学にもいても、おかしくない。
でも、うまく世渡りしている中退者は
辞める理由として、すでに確固たる意志があるから。
つまり、次に何をしたいかが明確だから。
何人か、中退した知り合いがいますがその理由を聞くと
・親に大学行けと言われたけど、別の専門に行きたかった。
・音楽に専念したかった。
・大学に行かなくても十分やっていける勝算があった。
などなど。
揺るぎない意志があれば、
プロブロガーに煽られる前にさっさと辞めますよ。
(大抵見てると、そういう人たちって大卒より稼いでいたりするんですけどね)
さいごに
もし、大学中退で悩んでる人が私の記事を読んでいるのであれば。
心身の健康、経済面 にて特に問題がなく
通える環境なのであれば
大学は、出て損するものではありません。
大学を出てからが、迷路なんだ。と、
現に迷路を彷徨うフリーターがぼやいていることを
頭の片隅においてください。
では!
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