2016年07月29日

ラーメン修行中日

/誕生日/立ちあおい@会津若松駅にて冷し中華/葵飯店@福島県喜多方市梅竹にて葵ラーメン/食堂なまえ@福島県喜多方市字永久にてタンメン/ラーメン二郎新潟店@新潟県新潟市中央区万代にて小/麺屋忍@新潟県新潟市中央区米山にて背油マーボー麺/

クリックすると拡大します
 誰にでも一年に一度だけ回ってくる誕生日
 人それぞれ、色々なお祝いの仕方があるでしょうけど、ここ何年かの私は喜多方へ行くことにしています。
 必ず行く、とか、絶対に行く、とか、全力で向かう、とかだと疲れちゃうので、行かれれば行く、程度の意気込みですけど。

クリックすると拡大します
 念のため、駅で発車時刻を確認してから、待合席のある部屋に併設された立ち食いお蕎麦屋さんの立ちあおい@会津若松駅へ。
 朝6時半から営業されていて、会津若松に泊まるとついつい立ち寄ってしまいます。

クリックすると拡大します
 そばとうどんの店で完全立ち食い、ラーメンは醤油、味噌、冷し、冷し中華が揃っています。
 券売機で食券を買って、店員さんに渡します。

クリックすると拡大します
 程なくして冷し中華510円
 辛子と紅生姜が添えてあるので冷し中華と想像できますが、それ以外はレタス、ニンジン、キュウリの生野菜と、固ゆで卵、刻み海苔。
 角中細麺の全て行き渡らないほど醤油スープが少ないので、野菜は生で食べることになります。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

クリックすると拡大します
 磐越西線で喜多方へ。
 もう夏休み入っていると思いますが、中高生が沢山乗っていました。

クリックすると拡大します
 今年も来ました喜多方、喜多方と言う地名は、「会津の北方」と呼ばれていたことに発し、市町村合併の際に「喜びが多い方」と命名されたとのこと。
 夏にしか来たことがありませんが、今日も快晴の日本晴れ、何軒かラーメン屋さんを食べ歩くとぐったりとしてしまいそうです。

クリックすると拡大します
 先ずはラーメン神社のラーメンの神様にお参り。
 これまでの一年、ラーメンを美味しく食べられたことの報告と、これから一年、ラーメンを美味しく食べられますようにの祈願と。

 一軒目の開店時間まで余裕があるので、何となく今日の行程を見返していて、一本早く次へ移動できるか確認すると、お店の予定を変えればできそうです。
 急遽予定変更、インターネットが使えるからこそできることです。

クリックすると拡大します
 朝9時から営業されている葵飯店@福島県喜多方市梅竹
 喜多方市々役所の目の前の立地なので、8時スタートして役所出勤前の客狙いしないのかなと思いましたが、余計なお世話ですね。

クリックすると拡大します
 店内はカウンター5席、テーブルが4席と7席、小上りが16人分と圧倒的に小上りスペース。
 基本のラーメンにするかとメニューを見ると、ラーメン、タンメン、もやしらーめんと並んでいて、焼きそばやちゃんぽんもラインナップされています。
 ご飯ものも多く揃っていて、夏季限定と思われる冷し中華もあります。

クリックすると拡大します
 と、お冷を運んできてくださった店員さんが後ろ肩口から「当店は『あおいらーめん』がオススメとなっております」と。
 屋号を冠した全部乗せ最高値メニュー、了解です。
 卓上には醤油、辣油、酢、白胡椒、壁にはキープされた焼酎やウイスキーがたくさん並んでいます。

クリックすると拡大します
 程なくして葵ラーメン880円
 さっぱりめの豚骨清湯スープを味わうと、ああ、今年も喜多方に来たんだなぁと思います。

クリックすると拡大します
 喜多方ラーメンでは定番の縮れ平打太麺を合わせていて、喜多方ならではの味わいでとても美味しいです。
 麺が見えないほどのトッピングは、豚バラチャーシュー、板海苔二枚、山菜、コーン、薬味ネギ、メンマになると。

クリックすると拡大します
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。
 未だ一度も喜多方の夜を過ごしたことがないので、いつの日か、夜に来てみたいですね。

クリックすると拡大します
 二軒目は毎年行っているお店なので、道順は分かっているけど、最短距離で行っても回り道をしても何分も変わらないので、今日は川沿いを。
 川沿いを歩いたからと言って涼しいわけではなく、日影が見つからないから返って暑かったという。

クリックすると拡大します
 初めて開店直後に伺ってみた食堂なまえ@福島県喜多方市字永久、甲子園出場的には4年連続4回目の訪問。
 年に一度、毎年伺うようになって4年経つということですが、だからと言って「必ず来る」と力んだりはしていません。

クリックすると拡大します
 店内に入ると先客ゼロ、後客2人、地方のお店にしては狭い店内に思えますが、引き戸の奥にテーブル席があるらしいです(未確認)。
 タンメンをお願いすると、なぜか店主さんが出てきて「極太麺ではなく細麺になりますが」と説明されます。
 「はい、大丈夫です」と答えました、手打ち太麺の美味しさは十分に分かってますので、細麺を食べてみたいのです。

クリックすると拡大します
 店内にお客さんが多くてメニューを撮影したことがありませんでしたが、今日は誰もいないので、それでも十分に気を付けて撮影しました。
 右端はうどんなんだ、チャーハンや焼きそばもあるんだ、いつの日か食べれることがあるかも知れません。

クリックすると拡大します
 程なくしてタンメン600円、想像していた以上に野菜が多いですね。
 豚骨、鶏ガラなどから煮出した清湯スープ、ここまでの透明度は、相当な手間と時間を掛けているのでしょう。

クリックすると拡大します
 細麺との説明ですが、中太以上の平打麺が小さめの丼にぎゅぎゅうと詰め込まれていて、スープを良く吸い上げてとても美味しいです。
 このスープと麺の組み合わせを個人的に喜多方最高と考えていて、それ故、毎年食べようと考えています。

クリックすると拡大します
 チャーシューは細切りされ、メンマは初めから細切り、野菜はキャベツ、モヤシ、ニンジン、シメジが入ってるかと思いましたが、勘違いかも知れません。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

クリックすると拡大します
 喜多方駅で少し待ってから、会津若松と新潟間を一日一往復の「快速あがの」に乗車、11:16喜多方発、13:39新潟着。
 何度も喜多方に来ていますが、こうして新潟に抜けるのは初めてです。

クリックすると拡大します
 途中、広い川に並走したり、渡ったりしながら山の中を疾走します。
 携帯電話の電波はかなり弱く、圏外の部分もかなり多いのですが、そもそも人間が住んでいないからな。

クリックすると拡大します
 単線ですので駅ですれ違うのですが、今日は津川駅ですれ違い待ち。
 五分か十分、せっかくだから電車から降りて辺りを見渡してみました。

 新潟駅に定刻に着きそう、全くお腹は減っていないけど、夜までに1杯くらい食べおくかと調べると昼営業は14時まで。
 駅から徒歩10分ですが、麺切れ早終了もあり得るので、間に合ったらラッキー的に、勘で東口に出て、マップを見ると細い道を真っ直ぐか。

クリックすると拡大します
 ラーメン二郎新潟店@新潟県新潟市中央区万代、現存するラーメン二郎40店舗(立川を含む)、これにて全店訪問済み。
 昼営業終了2分前、1人も外待ちしてないのでけど、全くお腹は空いてないのに吸い込まれてしまい。

クリックすると拡大します
 平日のこの時間でも店内も半分くらいの入り、右手の券売機を見ると小と大、ブタ切れしていません。
 全く知りませんでしたが、最近になって昼営業を始めたらしいです。

クリックすると拡大します
 券売機の隣に4人掛けテーブルが2卓、厨房を囲むカウンターは11席、そのカウンター席に座って(プラ券ではない)食券をカウンター台に置くと「ニンニク入れますか」と声を掛けられます。
 前コールなのか、と、「ニンニク、ヤサイ、で」と返答、卓上にはかえし、一味唐辛子、白胡椒が用意されています。

クリックすると拡大します
 座って7分で小700円、ラーメン二郎で後客がいない状態でゆっくり(?)撮影と食事をしたのは初めてです。
 私の次のお客さんで昼営業を終えたので、野菜とブタは「残り全部」的な盛りで、写真を撮っている時にプーンと匂う茹で野菜の臭い、キャベツが4割くらいで、先ずはそのまま食べます。

クリックすると拡大します
 少し食べてから麺を引っ張りだすと、ラーメン二郎の標準的な平打中太麺より少し細めで、この細めが「ラーメン二郎を初めて食べる人向け」と言われる所以なのでしょう。
 麺量も少なく、ラーメン二郎を食べていると途中でお腹がズシリときて、箸が止まる瞬間がありますが、今日は何も感じません。
 スープは非乳化で、背脂をケチっていると言われても仕方のない程、あっさりした味わです。

クリックすると拡大します
 ブタは「ほぉらよ、残り全部だ」と、ブタましのように入っていて、パサついていてイマイチなクオリティでしたが、それはそれとして楽しんでこそジロリアンだと思われます。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

クリックすると拡大します
 ちなみに、店内には「無料トッピング」の案内はありませんし、私が知る限り、一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)以外のラーメン二郎には張り出されていません。
 真相は分かりませんが、「無料なら貰わないと損とばかりに入れる人」が多い地域では張り出していないのかもしれない、個人的に考えてます。

クリックすると拡大します
 涼しいところでしばらく身体を休め、辺りが暗くなってから、もう一軒のラーメン屋に向かいます。
 若いころならこんなタイミングで休んだりしなかったのですが、昔のことを懐かしんでも何の進歩もありませんし。

クリックすると拡大します
 新潟駅南口を出て徒歩5分の麺屋忍@新潟県新潟市中央区米山、駅から十分近いと思いますが、何でこんな飲食店らしくない立地で営業されているのだろうか。
 店内に入ると右手に下駄箱があり、靴を脱いで店内に入りると、厨房に面したカウンター6席には膝丈の半分以下の椅子、4人掛けテーブルが4卓には座布団。
 なんでこんなレイアウトにしているんだろうか、もうさ、ワクワクするよね。

クリックすると拡大します
 メニューを見ると背脂マーボー麺、汁なし背脂マーボー麺、らーめん、岩のりらーめん、めんまらーめん、ですが、満席の店内でお客さん全員が同じメニューを食べています。
 ステレオタイプの一般受けのラーメンには思えませんが、女子高生から会社員からオヤジから美味しそうに食べています。
 卓上には辣油、酢、山椒、白胡椒、サイドメニューに餃子はありませんので醤油はありません。

クリックすると拡大します
 いったいどんな味なんだろうと、お冷やを飲みながら、ふと入り口に目をやると、女将さんが暖簾を仕舞っています。
 夜営業は6時から8時のはず、7時15分で麺切れしたのか、危ない危ない、少し出遅れたらアウトだった。

 いや、厨房に目をやると、麺、スープ、ひき肉、どれもまだ残っているようです。
 おお感じるぞ、ぶっとい骨を、気骨と言う骨を、数を売るんじゃなくて味を売る気骨を。

クリックすると拡大します
 少し待って背油マーボー麺750円
 いわゆる新潟五大ラーメンの一つである燕三条系の背脂ラーメンに、大きな中華鍋で調理された挽肉と豆腐の麻婆豆腐をトッピング、麻婆豆腐は水で溶いた片栗粉でトロミが付けられています。
 さらに、どさっと白髪ネギ、白髪ネギには辣油が回しかけられ、山椒が振りかけられています。

クリックすると拡大します
 箸を差し入れて麺を引っ張り出すと自家製麺の縮れ平打極太麺、食べてみると美味い、辛い、続けて痺れ、さらに旨い。
 だれだこんなに旨いラーメンを考え付いたのは!

 スープは分かりにくけど煮干し出汁、丼の底には刻み玉ねぎが沈めてあり、食べていると時々、サクッと感じる。
 魂の根っこをギュッと掴まれ、身動きできないまま麺を手繰り、スープを口説く。

クリックすると拡大します
 大抵の辛いラーメンは食べていると辛さに身体が慣れるので(身体が麻痺するので)、スープを飲み干すのに苦はないのですが、食べても食べても辛さにも痺れにも全く身体が慣れない。
 骨だな、気骨が入っているからだな、数ではなく味を売っている気骨が入っているからだ。

 丼の底を見ることなく、スルッと食べてしまってご馳走様でした。
 いやぁ旨かった、また新潟に来ることがあったら、必ず食べにくるぞ。

クリックすると拡大します
 明日は早いわけではないけど、飲み歩く気力も体力も使い切ってしまったので、ホテルで就寝。
 夏の新潟がここまで暑いとは想像していなかったよ。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/176304751
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック