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【首都スポ】

7人制ラグビー 豊島も選出 バックアップから土壇場で復活!

2016年7月31日 紙面から

 女子の鈴木同様、バックアップメンバーから土壇場で日本代表に戻ってきたのが豊島翔平だ。

 バックアップと発表された直後のオーストラリア合宿で、アグレッシブな攻守を披露。15人制のポジションはWTBだが、セブンズではSH、SOも兼ね、キックオフも蹴り、FWもこなす。瀬川智広HCから「複数のポジションができて、アタックでもディフェンスでも爆発力がある」との評価を得て、負傷からの回復が遅れた山田章仁に代わり、代表に名を連ねた。

 豊島は東海大4年だった10年7月、ポルトガルで行われた世界学生セブンズに出場以来、大黒柱の桑水流主将、坂井副将とともに男子セブンズの中心選手として豊富な経験を積んできた。

 「前はトライチャンスに走れるようペース配分を考えてしまったけど、今は途中出場も多いし、短い時間でも出し切ること、まず前でタックルすることを考えています」

 メンバーから外れた選手への思いも強い。

 「ケガなどでここにこれなかった仲間がたくさんいるし、彼らの分も戦ってきたい。バックアップにもいい選手がいるし、ケガを恐れずに思い切りやります!」

 端正なマスクに強気の笑みが浮かんだ。

    ◇

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