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【スポーツ】

[高校野球]横浜、大会新の12発! 村田は“筒香バット”で3発目

2016年7月31日 紙面から

横浜−桐光学園 6回表横浜2死一塁、村田が左越えに2ランを放つ=横浜スタジアムで(斉藤直己撮影)

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◇神奈川大会 横浜8−4桐光学園

 横浜の主砲、3番村田雄大左翼手(3年)が5−3の6回に2点本塁打を放ち、桐光学園を突き放した。神奈川の一大会チーム最多本塁打記録の11(1985年日大藤沢、2014年東海大相模)を塗り替える通算12本塁打。村田自身にとっては、今大会チーム最多となる3本目のアーチだ。

 カウント3ボールから甘く入ったシンカーをとらえ、左翼席へ運んだ。2年連続の決勝進出を決定付け、今大会最多の3万3000人が詰め掛けた横浜スタジアムが大歓声に沸いた。「監督から『いっていいよ』のサイン。記録更新だとわかっていたので、正直狙っていました」とニッコリと笑った村田はこの日、3打数3安打と大当たり。さらに四球と死球で全5打席で出塁した。

 「木製バットで冬からずっと振り込んできたのが効いてきた」という。その“相棒”は、DeNAの筒香嘉智選手から平田徹監督(33)が譲り受けたバットだ。「900グラムです。芯に当たらないと飛ばないので練習になる。監督さんが打撃投手をしてくれて連日300球近く投げてくれた」。村田の身長は筒香と同じ185センチ。体重は昨年夏の75キロからこの夏は87キロに増え、筒香の97キロまであと10キロだ。横浜の“筒香2世”が決勝でも大暴れする。 (山内明徳)

 

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