蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【サッカー】浦和、興梠いなくても強いんです! 武藤だ李だ甲府に快勝!2016年7月31日 紙面から ◇J1第2S第6節 浦和2−0甲府5バックの前に中盤4人を並べ、攻撃はカウンターのみ−。1トップのドゥドゥをつぶせば、唯一の武器、カウンターも無力化してしまうという“腰の引けた”甲府を、浦和が圧倒した。 「甲府は中(ゴール前)をしっかり固めており、そこを突破するのは難しい」とペトロビッチ監督。活路をサイドからの崩しに求めた。武藤が前半14分に頭で決めた先制弾も、李が左足ボレーで決めた同45分の追加点も、アシストしたのは宇賀神、高木の左サイド組。思惑通り、狙い通りにゴールを重ね、同監督も「いい試合運びだった」と目を細めた。 メリハリを効かせた、大人の試合運びでもあった。「いつも前から(プレス)という季節ではない。前に出てこない相手にリスクを冒してまで攻める必要はない」と武藤。ひとたび攻撃のスイッチが入れば、そこからフィニッシュまでは速かったが、それ以外の場面では後ろでボールを回して時間をつぶす。後半24〜32分にかけて、柏木、李、武藤の主力を次々ベンチに下げるなど、五輪代表の興梠不在でも余裕残しの完勝だった。 試合巧者−。第1ステージ覇者・鹿島を評する枕ことばを浦和も身に付けつつある。 (内田修一) PR情報
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