蹴球探訪
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【プロ野球】筒香、黒田も砕いて7月16発! 日本選手最多タイ!2016年7月31日 紙面から
◇DeNA7−5広島DeNAが逃げ切り貯金1とした。4回にロペスと倉本の適時打やスクイズで3点先取。5回は梶谷と筒香の連続本塁打、7回も梶谷の2ランで加点した。井納は6イニング1失点で6勝目。広島は9回に代打小窪の満塁本塁打が出たが及ばなかった。 ◇ 止まらない、止められない。この日のDeNA・筒香ショーは5回2死に開演だ。2ボールから広島・黒田の真ん中に入ったフォークを見逃すはずはなかった。右中間へ32号ソロだ。 「感覚的に(入るか)微妙だと思った。納得というより、結果としてホームランになった」 また一つ、記録を打ち立てた。この一発で、7月は歴代2位の月間16本塁打。2度の月間15本を記録した王貞治を抜いて、日本選手最多タイとなった。「王さんはとんでもない方。僕たちが簡単にしゃべることができない方ですから」と自重気味に話した。 際立つのは決定力。1打席目は敬遠気味の四球。際どいコースを攻められた2打席目は、フルカウントの末に四球。そして3打席目。この日の14球目にして、初めてきた失投に反応した。それまで10球あったボール球には、ピクリとも動かなかった。 ラミレス監督も頼れる主砲に目を細めた。「1球に対して、しっかり準備している。勝負してもらえなくても我慢できている。いい状態」と太鼓判だ。 首位広島に連勝。5カード連続勝ち越しで、6月13日以来の貯金1は今季最多タイ。筒香は「勝ち試合に貢献できたのがうれしい。勝たないと意味がない」と言う。本塁打を打った試合はこれで8連勝。重ねる白星が、クライマックスシリーズへとつながる。 (鈴木創太) PR情報
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