パスポートに北斎の「冨嶽三十六景」 ビザ欄に24種

2016/5/18 18:59
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外務省が発表した2019年度に導入する新しいパスポートのデザインのイメージ=外務省提供・共同
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外務省が発表した2019年度に導入する新しいパスポートのデザインのイメージ=外務省提供・共同

 外務省は18日、旅券(パスポート)の査証(ビザ)欄の図柄を葛飾北斎の「冨嶽三十六景」に変更すると発表した。富士山をモチーフとした世界的にもよく知られる浮世絵で、日本らしさを強調する。偽造・変造を防ぐため定期的に仕様を変更しており、表紙は現在と同様のまま、2019年度中に図柄を変える方針だ。

 元外務報道官の高島肇久氏や五輪メダリストの有森裕子氏ら有識者5人の議論を踏まえ決めた。査証を貼ったり出入国印を押したりする査証欄を見開いていくと三十六景から24タイプの図柄を見られる。各ページを異なるデザインとし偽造対策を強める狙い。

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