箱谷真司
2016年7月31日03時00分
広島と長崎への原爆投下で亡くなった人を追悼する慰霊式典が30日、水戸市の駅南平和公園であった。式典の開催は、5月に米国のオバマ大統領が広島を訪問してから初めて。大統領の行動について、参列者からは様々な声が聞かれた。
県原爆被爆者協議会が2001年から開催。この日は、被爆者約10人を含む50人ほどが参列した。黙禱(もくとう)の後、水を求めて亡くなった被爆者に捧げる意味を込め、代表者が慰霊碑に水をかけたほか、全員が献花台に花をたむけた。
長崎で被爆した協議会会長の黒川博さん(87)はオバマ大統領の広島訪問を評価。「初めてアメリカの大統領が来て拝んでくれたので、みんな喜んだはず。被爆者がどんどん亡くなるなか、思いを伝えるぎりぎりのタイミングだった」
広島で被爆した木村美子(よし…
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