国家公務員の出張経費精算手続き 効率化で見直しへ
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政府は、国家公務員の出張経費の精算について、経費の削減や厳格さを追求するあまり、手続きが煩雑となって職員の負担や人件費の増大につながっているとして、手続きを簡素化するためのシステム改修を進めるなど、業務の効率化を図ることになりました。
政府は、国家公務員の出張経費の精算について、経費の削減や厳格さを追求するあまり、手続きが煩雑すぎるという指摘が職員などから出ていることを受けて、実態を調査しました。その結果、出張の行程が適正かどうかの検証に時間がかかったり、同じ書類を3人が確認したりするケースが相次ぎ、適切に精算したにもかかわらず、支給までに3か月以上かかった例も見られたということです。
政府は、こうした対応を改善すれば、時間換算で年間およそ46万時間、人件費ではおよそ6億2000万円の削減が見込まれるとして、手続きを簡素化するためのシステム改修を進めるなど、業務の効率化を図ることになりました。
担当する河野行政改革担当大臣は「これまでは批判を恐れるあまり、合理性を失っている面があった。働き方改革やほかの業務にマンパワーを充てるため、不要な業務は廃止していきたい」としています。
政府は、こうした対応を改善すれば、時間換算で年間およそ46万時間、人件費ではおよそ6億2000万円の削減が見込まれるとして、手続きを簡素化するためのシステム改修を進めるなど、業務の効率化を図ることになりました。
担当する河野行政改革担当大臣は「これまでは批判を恐れるあまり、合理性を失っている面があった。働き方改革やほかの業務にマンパワーを充てるため、不要な業務は廃止していきたい」としています。