今回は心打たれ感動的なスピーチをご紹介します。最近は良い時代になり、動画配信サイトを利用すると世界中の素晴らしいスピーチが無料で見ることができます。
その中でも今回は厳選して永久保存しておきたい感動するスピーチをご紹介したいと思います。
もくじ
- はじめに
- 「魂を一つにする不屈の信条でこう答えよう!“Yes,we can.”」By オバマ
- 「世界を変えるために魔法なんて必要ありません」By J.K.ローリング
- 「ハングリーであれ。愚か者であれ」By スティーブ・ジョブズ
- 「私もあなたの数多くの作品の一つです」 by タモリ
- 「思うは招く ~だったらこうしてみたら?」By 植松努
- 「イチローの年俸は高すぎるか?」By マイケル・サンデル
- 「核保有国は、恐怖の論理から逃れるべきだ」Byオバマ
- さいごに
はじめに
今回、紹介するスピーチは感動的なものばかりです。ただ原稿を読み上げるだけか、もしくは原稿を丸暗記して一方的に話すようなものではありません。
スピーチや演説というよりはパブリックスピーキングというほうが近いのかもしれません。その辺の定義は割愛させていただきますが、有名人が公で話をした動画から厳選してご紹介します。
基準は個人的に、悩んだときや苦しいとき、また何か初めようと志したときなどに、時々見返したくなるような本で言うならバイブルにしたい演説ばかりです。
内容のみならず、身振りや手振り、はたまた人を動かすためのコミュニケーションの勉強にもなります。時間があるときに少しずつでも見てみてはいかがでしょうか。あと、ハンカチをご用意して見ることをオススメです。
「魂を一つにする不屈の信条でこう答えよう!“Yes,we can.”」By オバマ
歴史的な黒人大統領となったオバマ大統領の演説です。オバマ大統領のスピーチは本当にカッコいいです。内容のみなら、動きや声のトーン、アイコンタクトの動きが計算されつくされており、 これ以上にカッコいいスピーチをできる人は、なかなかいません。
オバマ大統領の見事なまでの構成とシナリオ、表現力の演説は一見の価値ありです。
「世界を変えるために魔法なんて必要ありません」By J.K.ローリング
ハリー・ポッターの著者、J.K.ローリングが2008年ハーバード大学卒業式で行った講演です。J.K.ローリングのスピーチは「失敗がもたらす利益」と「想像力の大切さ」という2つの内容からなっています。
裕福でなかった少女時代や、成人してからの多くの失敗……そして、歴史上で最も稼いだ作家と謳われるJ・K・ローリングの言葉は心に深く突き刺さります。
「ハングリーであれ。愚か者であれ」By スティーブ・ジョブズ
アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学の卒業式で式辞を述べているスピーチです。伝説のスピーチも言われ、ジョブズ氏の最も有名なパブリックスピーキングではないでしょうか。
「今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか」「自分の心や直感に従う勇気を持て」。そして、“Stay Hungry. Stay Foolish.”(「ハングリーであれ。愚か者であれ」)と締め括られる、約14分間に渡る感動のスピーチです。
「私もあなたの数多くの作品の一つです」 by タモリ
タモリさんが若い頃お世話になった赤塚不二夫さんの葬儀の際に弔辞を読み上げました。読んでいるだけで涙がこみ上げてくる素晴らしいものです。ギャグに生きた赤塚不二夫さんの魂を、感動とギャグによって慰めることにした成功した素晴らしい弔辞です。
また、この弔辞は白紙を読み上げたことでも話題になりましたね。
「思うは招く ~だったらこうしてみたら?」By 植松努
札幌で2014年7月に開催された「TEDxSapporo」のスピーカーとして参加した、北海道・赤平市にある株式会社植松電機の専務取締役 植松努さんのスピーチです。この動画も話題になりましたのでご存知のかたも多いと思いますが、本当に感銘を受けます。
悩んだときや何かはじめようと思うときに見返したくなる感動的でやる気がでる素晴らしいスピーチです。
「イチローの年俸は高すぎるか?」By マイケル・サンデル
ハーバード大学で1200人の学生を集める政治哲学の講義を教えるマイケル・サンデル教授が東京大学で講義を行った動画です。世界最高峰の対話講義と呼ばれるサンデル教授の講義は勉強になります。
「正義とは何か」という問に対して、日本の学生たちと対話をとうして、議論を深め、お互いの考え方の違いに迫る内容。こんな素晴らしい講義動画が無料で見られるなんて良い時代です。
「核保有国は、恐怖の論理から逃れるべきだ」Byオバマ
再び、オバマ大統領の演説です。記憶に新しいですね。広島市の平和記念公園で原爆死没者慰霊碑に献花した際の演説です。現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪問したという歴史的な瞬間でもありました。
「71年前の明るく晴れ渡った朝、空から死神が舞い降り、世界は一変しました。」という内容から始めるこのスピーチは最初から最後まで完璧です。アメリカ大統領が広島に訪問するという難しい立場でもありますが、オバマ大統領の言葉は誰も傷つけません。内容、構成、間のとり方、すべてが完璧です。
動画をみる時間がないという人は、ぜひスピーチ全文だけでも読むことをおすすめします。
さいごに
いかがでしたでしょうか。一つの動画が長いものもあるので、少しずつでも見ることをオススメします。そして、何度も見返すことをオススメします。このような素晴らしいスピーチには、不思議と何度も聞くたびに新たな発見があります。
最近、心に沁みる話を聞きましたか?ぜひ、お時間があるときに聞いてください。きっと、何か自分なりの解釈で感じ取れるものがあると思います。