【2016年夏の自由研究】万華鏡作成キットでさまざまに学ぶ
先日、東京・麻布のカレイドスコープ昔館さんに行って超キレイな万華鏡をゲットした私。
【一瞬の虜】東京・麻布十番カレイドスコープ昔館の万華鏡に夢中
依然として、夜中とかにギャーギャー万華鏡タイムを楽しんでいる。
本当に、買って良かったなって。
で、2016年の自由研究は、
「万華鏡キットを作ってみよう、2016年夏」
ってお題でやってみよっかなと。
大人だし、夏休みって特にはないし、自由研究やる義務もないけど!
やってみたくなったんだから、仕方がない。
ということで、
万華鏡ってどんな仕組みでできているのか?
手作りの万華鏡は、果たしてきれいにできあがるのか?
さあ、やってみよう!
万華鏡手作り実験1:ドライセルスコープ
まずはじめに手を付けたのは、ドライセルタイプの万華鏡作成キット。
キラキラ万華鏡キット (ポプラ社) – 万華鏡専門店 カレイドスコープ昔館 (監修) (2013/6/6)
:www.amazon.co.jp/
こちらのキットは、あのカレイドスコープ昔館さん監修だから安心だ。
基本の万華鏡を作成するためのパーツは揃っているし、子どもでも自分で作ることができるはず。
実際、作り方の説明がわかりやすかったと思うので、おすすめ。
これね、万華鏡の映像には欠かすことができない、キラキラのパーツたち。
こちらは、ン年前、よつばに空前のビーズブームが到来したときにどっさり買い込んだ哀れなビーズたち。(の一部)
きみたち、やっと日の目を見ることができるな!
同じくデッドストックと化していた、スパンコールも使ったよ。
でね、いつものように無中で作ってしまい、そのせいで作成中の画像は無いっていうね。
なんのための自由研究なんだかっていうね・・・。
画像はないけど、一応、作り方を簡単に説明しておこう。
- 鏡を組み立てる
- 組み立てた鏡を筒に入れる
- のぞく側の蓋をする
- セル部分に好みのパーツを入れて蓋をする
- のぞいて楽しむ!
では、気を取り直して完成したドライセルタイプの万華鏡の映像をご覧ください。
うん。
ほう。
なるほど。
いいんでないかな?うむ!
ドライセルタイプは、回すたびにカシャーンカシャーンて中身が動くのが特徴。
それに合わせて、映像もパキッパキッと素早く変わるのが特徴と言える。
白黒ハッキリしてるタイプの人っぽい万華鏡、と言えるだろう。
万華鏡手作り実験2:オイルセルスコープ
次は、オイルセルタイプの万華鏡さ。
万華鏡(まんげきょう)工作キット ジュエルスコープセット05-2734 (美術出版サービスセンター)
:www.amazon.co.jp/
オイルセルタイプ、先日カレイドスコープ昔館さんで買ったとっておきの1本があるから満足はしてる。
だがしかし、自分でも作ってみたいのはあるよね。
オイルセルタイプの万華鏡って、映像の変化がなめらかで美しいのよ!
ということでやってみました、ドキドキ。
まずは、万華鏡の映像の素、パーツたちを入れてオイルを注いだら、接着剤で封印。
鏡を組んで、筒の中に入れよう。
オイルセルを取り付けて、筒の周りに紙を巻いて完了!
できあがりのオイルセル部分は、こんな感じね。
じゃ、映像を見てみよう。
・・・あれ?なんか・・・うーんイマイチ。
そもそもに、鏡の部分歪んでるよね?
何でイマイチになったかっていうと、いろんな要素があるんだけども。
- 鏡のパーツが元々微妙にずれていた
- ずれているためきちんと鏡を組むことができなかった
- オイルセル部分のパーツの組み合わせを考えるべきだった
- オイルの量が足りなかった可能性もある
やはり、このあたりかなーと。
特に、万華鏡は鏡をピシっと組めるかどうかが重要なので、そのあたりがグダグダだったのがマズイと思う。
いやー、もうさ、やっぱり万華鏡は作るよりも、品質の良いもの買った方がいいよって凹みました。
だが、あきらめないさ。
いつか作家の先生に教わって、ちゃんとしたのを作るんだから!
万華鏡手作り実験3:オイルワンドスコープ
懲りないよつば、「うっしょ」なタイプ。
「うっしょ」とは、遠州弁でものごとに集中しているさま、固執しているさまを表すんだ、覚えてね。
てことで、オイルワンドタイプも作ってみよーと思って。
アートウェーブオリジナル 新液体万華鏡キット (アートウェーブ島本画材)
:www.amazon.co.jp/
おいおい、オイルもパーツも入ってないぞ、これ!
ガビーン、ってきたけど待て。
オイルセルタイプのオイル、余ってたはず!
パーツなんて、どっさり持ってるじゃないか!
よっしゃ、作るかよってことで作ってみました、災い転じて福となすか?
オイルワンドスコープは、試験管みたいな入れ物にパーツとオイルを注いで作るのが特徴。
そのほかの部分は、オイルセルスコープと同様だから省略して、はい、完成!
オイルワンドは、パーツが入れ物の中で上下(左右)に動くところを楽しむタイプの万華鏡さ。
じゃ、こちらも映像を見てみよう。
うむ、オイルセルタイプより美しく仕上がった。
この画像ではわかりにくいけど、オイルワンドタイプはするすると映像が移り変わるのが愛おしいのだ。
オイルワンドタイプ、侮れないな!
考察:何が良かった?悪かった?手作り万華鏡まとめ
今回は、ドライセルタイプ・オイルセルタイプ・オイルワンドタイプの3つの万華鏡を手作りしてみた。
今回の万華鏡キット作成で、何が良かったか・悪かったか、まとめておこう。(ここにきてやっと自由研究っぽい!)
まずは、良かった点から。
- 万華鏡の仕組みを理解できた
- 異なるタイプの万華鏡を比較して特徴が分かった
- どこがダメだと仕上がりが悪くなるのか体感できた
- 自分で万華鏡を作ることができてうれしかった
- やっぱりプロの作家さんはすごいなとわかった
次は、悪かった点を。
- もっとゆったりと丁寧に作業をするべきだった
- 作成手順を何度も読んで頭に入れたからやる方が良かった
- せっかく参考に別途書籍を買ったのにあまり見ないで終わった
- セル部分に使うパーツは再考の余地がかなりあった
- 安い手作りキットに理想を求めすぎた
さて、今回作った中でドライセルタイプが良かったのは中身を簡単に入れ替えることができるところ。
こんな色味を試したあとは・・・。
こんな色味を見ることも、可能。
ただ惜しい点は、セル部分が半透明なんだよねこのドライセルタイプのキット。
透明タイプだったら、光がもっと入るからもっとキレイな映像だったはず。
それと、パーツは大小・透明度の高い物を組み合わせていれると、きれいだとわかった。
オイルセルタイプやオイルワンドタイプは、一度オイルを入れてしまうと中身入れ替えって困難だし、そもそもふたを糊付けしちゃう点が難しいなと思った。
ある意味オイルを入れると後戻りできない点で、一発勝負な部分もあるかもね。
あとがき:万華鏡キットを手作りして思ったこと。
キットの良し悪しもあるだろうけどさ、万華鏡作成って繊細さが必要よね。
わたしにも繊細さ、ほしい。
きれいな万華鏡を作るための繊細さ、ほしい。
それにさ、せっかく別途「はじめての手作り万華鏡」なんて書籍まで買っていたのに、キットの作成手順に集中してしまい、参考の意味ゼロ。
作っちゃった後から改めて読み返すと、失敗しないためのポイントがちゃんと載ってるんだよね。
はじめての手作り万華鏡: 身近な材料で作る、きらきら楽しい不思議な世界 (誠文堂新光社) – 山見 浩司 (著) (2015/6/3)
:www.amazon.co.jp/
うおおん、後悔先に立たず。
ちょっと今回は、まだまだだなーと満足行かず。
それと、ドライセルタイプとオイルワンドタイプ、紙巻けよって。(めんどいので省いたのです。)
だがしかし、次回万華鏡を作るときには役に立つよ、今回の経験!
万華鏡と瑠璃蝶ネックレス・かんざしを大切に保管する紙箱を涼しくなったら作ろう。
— よつば (@4leafclover7) 2016年7月3日
また紙箱を作らねば・・・そして、やっぱりオイルセルタイプ作成のリベンジ欲が高まるのであった。
ライター紹介
肝油ドロップに溺れたい。(1日2粒厳守)