ベルギーで新たなテロ計画か 兄弟2人を拘束
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フランスやドイツで市民を狙ったテロ事件が相次ぎ、各地で警戒が強まるなか、ベルギーの捜査当局はベルギー国内で新たなテロを計画していた疑いがあるとして、兄弟2人を拘束したと発表しました。
ベルギーの捜査当局は30日、声明を発表し、ベルギー西部のモンスと東部のリエージュで29日夜、住宅など合わせて8か所を家宅捜索し、ベルギー国内で新たなテロを計画していた疑いがあるとして、33歳の男ら兄弟2人を拘束したことを明らかにしました。
兄弟に関する詳しい情報や、テロ計画の内容などは一切、明らかにしていませんが、これまでのところ、捜索先から武器や爆発物などは見つかっていないということです。
ベルギーでは、ことし3月、ブリュッセルの空港と地下鉄を狙った爆弾テロで32人が死亡する事件が起きて以降、捜査当局が各地で大規模な捜索を行うなどイスラム過激派組織と関わりがあるとみられる人物などの摘発に力を入れてきました。
また、今月に入って、フランスやドイツでは市民を狙ったテロ事件が相次いでいることから、警察や軍が駅や公共施設といった人が多く集まる場所を中心に警備を強化するなど、新たなテロに対する警戒を一層強めています。
兄弟に関する詳しい情報や、テロ計画の内容などは一切、明らかにしていませんが、これまでのところ、捜索先から武器や爆発物などは見つかっていないということです。
ベルギーでは、ことし3月、ブリュッセルの空港と地下鉄を狙った爆弾テロで32人が死亡する事件が起きて以降、捜査当局が各地で大規模な捜索を行うなどイスラム過激派組織と関わりがあるとみられる人物などの摘発に力を入れてきました。
また、今月に入って、フランスやドイツでは市民を狙ったテロ事件が相次いでいることから、警察や軍が駅や公共施設といった人が多く集まる場所を中心に警備を強化するなど、新たなテロに対する警戒を一層強めています。