リオ五輪まで1週間 ロシアは選手団の全容決まらず
リオデジャネイロオリンピックの開幕まで1週間です。ドーピング問題を抱えるロシアは、一部の競技団体で出場を認めるかどうかの調査が続いていて、開幕が目前に迫りながら、選手団の全容が決まらない異例の状況となっています。
リオデジャネイロオリンピックの開幕まで29日でちょうど1週間となり、現地には各国の選手団が続々と入り始めています。
このうちドーピング問題を受けて、条件付きで出場が可能になったロシアの選手団は、本隊が現地28日の夜にリオデジャネイロに到着する予定ですが、一部の競技団体で出場を認めるかどうかの調査が続いていて、いまだ出場選手が確定せず、選手団の全容が決まらない異例の状況となっています。
また、選手を迎える選手村では、電気や排水など設備面でのトラブルが相次ぎ、オーストラリアの選手団が一時、入村を拒否して別の施設に移動するなど準備不足が指摘されたため、作業員の数を増やして急ピッチの工事が進められています。
一方、競技会場ではテレビ中継用の撮影機材やスタンドのフェンスが設置されるなど、開幕に向けた詰めの作業が本格化していますが、ビーチバレーの会場では仮設のスタンドを覆うカバーが設置されずに骨組みがむき出しになっているほか、メーン会場のオリンピックパークでは、会場の脇に資材が積んである状態で、こちらもぎりぎりの準備が続いています。
このうちドーピング問題を受けて、条件付きで出場が可能になったロシアの選手団は、本隊が現地28日の夜にリオデジャネイロに到着する予定ですが、一部の競技団体で出場を認めるかどうかの調査が続いていて、いまだ出場選手が確定せず、選手団の全容が決まらない異例の状況となっています。
また、選手を迎える選手村では、電気や排水など設備面でのトラブルが相次ぎ、オーストラリアの選手団が一時、入村を拒否して別の施設に移動するなど準備不足が指摘されたため、作業員の数を増やして急ピッチの工事が進められています。
一方、競技会場ではテレビ中継用の撮影機材やスタンドのフェンスが設置されるなど、開幕に向けた詰めの作業が本格化していますが、ビーチバレーの会場では仮設のスタンドを覆うカバーが設置されずに骨組みがむき出しになっているほか、メーン会場のオリンピックパークでは、会場の脇に資材が積んである状態で、こちらもぎりぎりの準備が続いています。
会場の準備はおおむね順調
リオデジャネイロオリンピックの開幕を1週間後に控え、競技会場の準備は一部の作業がまだ続いているものの、おおむね順調に進んでいます。
大会のメイン会場のオリンピックパークにある競技会場のうち、男子団体で日本の金メダル獲得が期待される体操の会場では、緑色を基調としたフロアに男子の6種目すべての器具がすでに設置されていました。
このうち、跳馬の脇では作業員たちが中継用のテレビカメラのレールを設置していたほか、会場の観客席の手すりを補修したりするなど、詰めの準備を進めていました。
体操会場で放送メディアを統括する担当者は「細かい作業はまだ続いているが、準備はおおむね順調だ」と話していました。
また、ブラジルで高い人気を誇るハンドボールの会場も、コートや赤、黄、緑の3色が鮮やかな観客席は完成していて、取材エリアの照明の取り付けなどが行われていました。
一方、オリンピックパークの中には、空き地に資材が山積みになっている場所もあり、世界中から訪れる観客を最高の状態で迎えるためにぎりぎりの準備が続くことになります。
大会のメイン会場のオリンピックパークにある競技会場のうち、男子団体で日本の金メダル獲得が期待される体操の会場では、緑色を基調としたフロアに男子の6種目すべての器具がすでに設置されていました。
このうち、跳馬の脇では作業員たちが中継用のテレビカメラのレールを設置していたほか、会場の観客席の手すりを補修したりするなど、詰めの準備を進めていました。
体操会場で放送メディアを統括する担当者は「細かい作業はまだ続いているが、準備はおおむね順調だ」と話していました。
また、ブラジルで高い人気を誇るハンドボールの会場も、コートや赤、黄、緑の3色が鮮やかな観客席は完成していて、取材エリアの照明の取り付けなどが行われていました。
一方、オリンピックパークの中には、空き地に資材が山積みになっている場所もあり、世界中から訪れる観客を最高の状態で迎えるためにぎりぎりの準備が続くことになります。
海岸のオリンピックマークが人気に
リオデジャネイロを代表する観光地で、オリンピックではビーチバレーやトライアスロンなどの競技会場となるコパカバーナ海岸には、ペットボトルなどをリサイクルした素材で作ったオリンピックのマークが登場し、観光客などの人気を集めています。
コパカバーナ海岸に設置されているのは、高さ3メートル、幅6メートルのオリンピックマークで、ペットボトルなどのプラスチックをリサイクルした素材でできています。
コパカバーナ海岸には、ことし1月に海に浮かぶ巨大なオリンピックマークのモニュメントを設置する計画が進められていましたが、長引く経済の低迷を受けて計画が立ち消えになった経緯があります。規模は小さくなったものの、今回初めてコパカバーナ海岸にオリンピックマークが登場し、記念に写真に収めようと大勢の観光客が列を作るなどにぎわいを見せています。
コパカバーナ海岸に設置されているのは、高さ3メートル、幅6メートルのオリンピックマークで、ペットボトルなどのプラスチックをリサイクルした素材でできています。
コパカバーナ海岸には、ことし1月に海に浮かぶ巨大なオリンピックマークのモニュメントを設置する計画が進められていましたが、長引く経済の低迷を受けて計画が立ち消えになった経緯があります。規模は小さくなったものの、今回初めてコパカバーナ海岸にオリンピックマークが登場し、記念に写真に収めようと大勢の観光客が列を作るなどにぎわいを見せています。