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 退任の意向を突如明らかにした民進党の岡田克也代表は30日、「党の刷新」を理由に挙げた。しかし、与野党系の候補らが立つ東京都知事選の投開票前日の表明には批判や疑問の声があがる。民進内では、9月の代表選に向けた駆け引きが活発化している。

■責任論は否定

 「政権交代のために新しい人に担ってもらいたい」。岡田氏は30日の会見で、新たなリーダーで臨むことが党の躍進につながるとの考えを示した。一方で参院選で進めた野党共闘の成果を強調。「代表の責任論は直接聞いたことがない」と語り、選挙結果が退任に結びついたとの見方を否定した。

 しかし党内には、岡田氏が目標…

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