維新が改憲議論に応じる考え 首相に伝える

維新が改憲議論に応じる考え 首相に伝える
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安倍総理大臣は30日夜、東京都内で、おおさか維新の会の前の代表の橋下前大阪市長らと会談し、おおさか維新の会側は憲法改正を巡って、与党から呼びかけがあれば、国会の憲法審査会での議論に積極的に応じる考えを伝えました。
会合は菅官房長官と、おおさか維新の会の代表を務める大阪府の松井知事、馬場幹事長も同席し、およそ3時間にわたって行われました。
会談では先の参議院選挙で、自民・公明両党と憲法改正に賛成するおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党で、改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席を確保したことを踏まえ、今後の議論の進め方を巡って意見を交わしました。
この中で、おおさか維新の会側は与党から呼びかけがあれば、国会の憲法審査会での議論に積極的に応じる考えを伝えました。
また、代表の松井氏は参議院で、おおさか維新の会単独で法案を提出できるようになったことから今後、国会議員の歳費を削減するための法案などを議員立法として提出していく方針を示しました。