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彼女とヤれないわけがない
彼等が美来の家についてから、
「ねぇ、ここが私の部屋なんだけど散らかってるから気をつけてねぇ」
「おうぅ、わかった。」
「そこの机で勉強教えて私の向かいに座って」
「ここだな」
家で勉強なんてしないだろうな、俺はそう、ヤれると思ってきたんだから。いつ美来が僕を誘ってくれるのか楽しみにしてたんだ。
「じゃあ、まず明日の数学なんだけど、わたし、数学まったくダメなの。まずは、sin cos tanから教えて」
「わかった。」
なぜだ、なぜ美来は俺を一切刺激してこないんだ。
「たぶん明日のテストぐらいなら
sin^2θ+cos^2θ=1を覚えとけばほとんど解けると思うよ。じゃあ数学終わりな」
「そんなに速くやったら、ダメ!もっと丁寧に教えて!」
「ごめん。じゃあ他に何か分からないことでもあるのか?」
「まだ何も分かった気がしない。問題解かせてよ」
「いいよ、じゃあここに来いよ」
ベットに座った。
「突然どうしたの?」
「早く来いよ、いろいろ教えてやるから」
「わかったけど、キモいから私のベッドからどいて、てか、マジきもい」
「えっ、きもい?」
きもいってどういうことだ。ただ僕は和也のように、女の子を誘いたかっただけなのになんで彼奴はできて僕にはできないんだ?
「うん、石垣君って、大人しい人だと思ってたんだけど、違ったみたいね。もういいよ、勉強教えてくれないなら帰って」
「いや、だから教えるって、ここ来いよ?」
「そんなに偉そうに」
「わかった。そこの机な」
以後、真面目に教えた
「どうしても、フェルマーの最終定理が証明できなぁ〜い!、どうしたらいいの?」
「だから?理解できないって、お前もこうなることはわかってただろ」
「わからない問題ぐらいはあるのは承知してたけど、こんなの無理だって」
「じゃあちょっと休憩するか?」
「そうだねぇ、石垣君、お茶飲むぅ?」
「もらうよ、ありがとう」
やったー、やったー、やったーーー
休憩だ。待ちに待った休憩タイム。女の子と休憩って言ったら、相場は決まってよな。あのラ◯ホテルとかでも、休憩80分2500円とか書いてあるし、これはフラグだー!
「はい、お茶。」
「あっ、ありがとう」
まだかよまだなのかよ、こっちは準備万端だ。早く誘ってこい。
「ねぇ、石垣君って普段何してんの?」
「えっ?普段、普段…」
言える訳がねぇ、待ってくれ僕はただモテたくて、友達の和也をストーカーしてるなんて絶対いえねぇ、なんて答えるべきなんだ。
「え〜っと、家でゲームっかな」
「ヘぇ〜、そうなんだ。なんか普通だねその外見で、普段ゲームって」
「じゃ、下門さんは?」
「私はいつだって部活だよ」
「そっそうなんだ」
「何でそんなにちっちゃくなってんの?」
「いや、別に理由は…ない…けど…」
緊張する。初めてだ、女の子とヤるのは。最初で最後の童貞卒業が間近だっていうのに僕はどうしてこんなに硬くなってんだ?
「ねぇ、そろそろ続きやろ」
やべぇ、何の続きだ?美来との続き。
よし!決心した。僕ならできる。たとえ初めてでも。
「そうだな、早くヤろう。じゃあ、ベッドに寝てくれないか、その方が俺もヤりやすい。」
「あんた何言ってんの?」
「何って、男女が二人っきりで同じ部屋にいるってことは今からヤるんだろ?和也だって、女と二人っきりで部屋にいるときしてるぞ。」
言ってしまった。つい口走ってしまった。
いやぁ〜、こんな終わらせ方してどうしよ。ところで、耳に長くて硬い棒を入れたら気持ちいいですよね耳掃除、もはやこれは顔についてるマ◯コでしょう
じゃあ、"のどちんこ"ならぬ顏マンコと呼びましょうよ。
こんな文章が下セカにあったような気がする。
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