ネット上では日本の残業時間や労働時間の長さがよく問題になっているけど、
プロの囲碁棋士を目指していた男性が年齢制限のため夢破れ、コネにより大企業でインターンを経験するという話。
この男性が命じられた仕事を終わらせるため、自ら会社に泊まりこみ徹夜をするというシーンがあった。
上司は「別に明日にまわしてもいいぞ」と言うが、男性は「いえ、やります」と言って自分の意思で徹夜する。
「家売るオンナ」というドラマがある。
子供との対話を通して、家庭内の問題を見通し、その客に合った家を売るという流れだった。
恐らくその時点でとっくに定時は過ぎている。
そして部下は客の家で子供の面倒を一晩中見る羽目になる。
結果として家は売れ、客も部下も満足して話は終わった。
仕事に真面目に取り組んでいるということもよく分かる。
それにしても長時間労働がこんなにも当たり前のようにまかり通る社会は異常だと思う。
多分このドラマ見てても誰も疑問に思わない。
ぱっと思いついたのがこの2本だっただけで、他にも長時間労働を褒め称える作品は多い。
残業せずに素晴らしい仕事が出来る、素晴らしいドラマが生まれる、ということは出来ないのだろうか?
ドラマを見ている中高生はそれが当たり前だと思わないでほしい。
小さい頃からこういうドラマばかり見ていると知らず知らずの内に
価値観の中に長時間労働=素晴らしいことだと刷り込まれてしまう気がする。
それって恐ろしいことじゃないか?
時間管理もできない無能な僕らの等身大の人生を描いてるんだからそこそこリアルで共感呼べるでしょう。 どうせ子どもに定時という概念はないし、先生が居残りだ補修だって言えばそ...