映画の脚本作り学ぶ 中島貞夫監督の講座始まる
「中島貞夫監督の市民シナリオ塾in草津」が30日、滋賀県草津市野路1丁目の市民交流プラザで始まった。市内外の20人が参加し、中島監督から映画のシナリオ作りを教わった。
市民グループ「草津に麗しい芸術文化を育む会」や市、市教委が共催。数多くの時代劇のロケ地となった草津市で、映画文化を盛り上げようと企画した。中島監督と、脚本家で立命館大准教授の谷慶子さんに講師を依頼した。
中島監督は、「映画を通して何を伝えたいのか、まず企画書を書いて整理することが大切」と指摘。どのようなシーンを重ねるか、誰の視点から物語を描くかなど、シナリオ作りのポイントを説明した。
受講した会社員保科聡さん(51)は「若い頃から映画が好きだったので、挑戦しようと思った。講義も分かりやすく、これからシナリオのテーマを練っていきたい」と語った。講義は10月まで4回あり、塾生は15~20分の短編映画のシナリオを作る予定。
【 2016年07月30日 22時00分 】