関西テレビ
たくさんの金魚を川に放流する恒例のイベントが大阪で開かれました。
今年はインターネット上での批判が相次ぎ開催が危ぶまれていました。
バケツから一斉に放たれるのは、たくさんの金魚。
【参加した男の子】
「すごいとれます。前から捕まえようと思っても、すばしっこくて難しいです」
大阪・泉佐野市の観光協会は犬鳴山周辺をPRしようと30年以上前から8000匹の金魚を川へ放流するイベントを年に2回、開催してきました。
しかし…
「金魚が可哀そう」「生態系への金魚テロ」などと、インターネット上で批判が相次ぎ、今月16日に予定されていた1回目のイベントでは急遽、放流をとりやめ参加者に金魚を配る形に変更しました。
【泉佐野市 生活産業部 坂口隆さん】
「これまで(自然に対して)何かあったとかいう報告を受けたこともありませんので、生態系に影響を与えていることはないと考えている」
市の観光協会はある対策をとることで放流を決めました。
【藤原真利香リポート】
「今回から、下流にネットを設置して、金魚が自然界に逃げないように工夫をしています」
さらに、つかまえた金魚を大切に飼ってもらえるように「飼い方マニュアル」も配布することにしました。
【参加者】
「ほんまになくなって残念やなって思ってたから。昨日あるって分かって近所の人に声掛けて総出できました」
「川遊び楽しいし、金魚捕まえるのも楽しいから。今日、放流してもらえてよかったです」
観光協会は「対策を継続し、来年も開催したい」としています。
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